╋╋・‥…☆KPM週刊ダイジェスト☆vol.160  2012年10月17日配信…・╋╋

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●ニュース

・「『作業場の主人』、『人民の奉仕者』として」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月17日付
・「万景台に溢れる人民の笑い声」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月17日付
・「国際映画フェスティバル出品作『私たちには翼がある』で主演」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月16日付
・「羅先,黄金坪事業『正常に進む』」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月14日付
・「インタビュー/合弁投資委員会ユン・ヨンソク副局長」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月14日付
・「『ぴょんやん探訪』第一歩を切り開く若者たち」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月15日付
・「『ぴょんやん探訪』仕事帰りに楽しく乾杯」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月16日付
・「『ぴょんやん探訪』ファッションを気軽に楽しむ」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月17日付
・「小学生が全国ソフトウェア展示会に出品」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月16日付
・「中学校で教育ソフトを開発」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月12日付
・「フランスとの技術提携で香料生産」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月11日付
・「皮膚消毒に利用される銀塩」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月12日付
・「合掌江を整理, 人民軍隊が7日間で完工」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月11日付
・「最先端に向かって朝鮮は突進する」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「民主朝鮮」10月9日付
・「共和国外務省スポークスマンの談話」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「労働新聞」10月10日付
・「祖国平和統一委員会代弁人の談話」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「民主朝鮮10月11日付」
・「『情勢解説』われわれは決して空言はしない」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「労働新聞」10月11日付
・「『情勢解説』北南関係の破壊者たちは峻厳な審判を免れないであろう」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「労働新聞」10月10日付
・「『情勢解説』サイバー戦争準備に熱を上げる侵略勢力」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「労働新聞」10月10日付
・「サイバー武装装備競争の序幕を上げた米国」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「民主朝鮮」10月11日付
・「なぜユネスコまで愚弄するのか」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「民主朝鮮」10月14日付
・「『情勢解説』国の国防力強化のために」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「労働新聞」10月10日付
・「『今日の世界』教育発展のための努力」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「労働新聞」10月8日付
・「『情勢解説』対イラン敵視政策の産物」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「労働新聞」10月12日付
・「『今日の世界』新しい衝突を予告する『スパイ事件』」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「労働新聞」10月15日付

●お知らせ

・新着雑誌の掲載情報

□■ニュース□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

◎「『作業場の主人』、『人民の奉仕者』として」「朝鮮新報平壌支局版」10月17日付
万景台遊戯場/改造補修工事がもたらせた自覚

今回、改造補修された万景台遊戯場の入り口には大型写真パネルが立てられている。
「遊戯場の昨日と今日(対比編)」というタイトルになった掲示板にはこれまでの施設と新しく変貌した施設の写真が並べられている。
「祖国は、兵士たちの偉勲を忘れない(闘争編)」は、改造補修工事に参加した人民軍軍人の作業姿を紹介している。写真パネルにはないが、工事はまた他の変化ももたらせた。
軍人とともに作業した遊戯場の関係者と従業員たちの思想観点、仕事ぶりが大きくかわったのである。

職務怠慢に対する自責の念

「金正恩元帥が遊戯場を訪ねて下さらなかったなら、昨日と同じ今日をそのまま過ごしていたでしょう。彼だけがかくも厳しい指摘でわれわれの誤りをただしてくれたのです。」
去る5月8日、金正恩元帥が遊戯場を見回った。
人民のための施設がまったく嘆かわしい状態で放置されていた。
水遊び場労働者リュ・チュンイルさん(43歳)の作業場も人民に対する服務精神がゼロではなくそれ以下だと批判を受けて当然な水準だった。
施設は塗装もまともになっていなかった。
1985年に竣工された水遊び場は、それ以来、一度だけ補修をしたがそのとき底に敷いた美装人造石をとりはらって、その代わりにコンクリートを打ち、小石を敷いていた。
「元帥は、みずから踏んで見て、人民が歩けば足裏が痛いだろうと話された。当時は、幹部が維持費を打算して安上がりのコンクリート床を選択したのだろうがそれは口実にならない。元帥はいつも徹底して人民の側にいらっしゃる。」
その日、元帥は予告なく遊戯場を訪ねてきた。
支配人をはじめ数名の幹部が彼を案内した。
そこで交わされた対話の内容を知らなかった従業員は、元帥を自分の作業場に迎えたことを「うれしいこと」、「誇らしいこと」だと錯覚していたと言う。
ところが、その日の夕方に行なわれた総括会合で遊戯場の管理運営に対する厳しい叱責があったという事実が伝わった。
ジェットコースターを制御するチュ・リムホさん(46歳)は、そのとき「自責の念がどっとこみ上げた。」と、いう。
「設備不良を口実に遊戯器具を正常に運営できなかったことが思い出された。自身の職務怠慢をふかく悔み、気持ちを改めるようになった。」

軍人らの姿に学ぶ

万景台遊戯場を新世紀の要求にふさわしく変貌させるようにとの金正恩元帥の命令によって二日後には朝鮮人民軍の建設部隊が現地に到着した。
軍人らは、リュックサックを脱ぐと即座に作業に取り掛かった。
遊戯場の幹部、従業員たちも「建設主」として工事現場に根付いた。
ところがそれまで遊戯場の主人として自分の役割をはたせなかった彼らは最高司令官が派遣した建設者の姿から衝撃をうけた。
軍人らは瞬間も作業の手を休めなかった。
工具を取った手が裂けて血が出ると包帯を巻きつけて、再び仕事に取り掛かった。
「時間よ!われわれについてこられるか!」、「歩く者は道から避けろ!」という標語板が所々に立てられた工事現場は、指導者の意志を無条件、必ず貫徹しようとする軍人たちの精神世界を生きた現実で繰り広げているようだった。
遊園地総局ハン・ヨンウォン局長(54歳)は、人民軍隊とともに作業する毎日、幹部と従業員たちが絶対に忘れてはいけない彼等の「初心」をふたたびしかり確かめるようになったと言う。
「万景台がどんなところなのか、.由緒深い革命の聖地に人民のための遊戯場を整えてくれた金日成主席と金正日総書記の意志を変わることなく現実に具現しなければならない幹部が、どんな思想の観点を持って働かなければならないのか。金正恩元帥が送ってくれた軍人建設者がそれを教えてくれた。」

人間改造の過程

改造補修工事は、4カ月すこしの期間で終えた。
面貌を一新した万景台遊戯場は、多数の市民で連日、活気にあふれている。
ジェットコースターを制御するチュ・リムホさんは、お客様に自分の受け持った遊戯機材の特徴について説明しながら彼らを列車の塔乗場所に親切に案内している。
彼は、「これまでよりお客様の微笑をもっとたくさん見られるようになった。」という。
水遊び場で働くリュ・チュンイルさんも、来年の夏にお客様を迎えるための準備に余念がない。
底に新らしく敷いた歩道タイルもつねに手入れしている。
「自分が人民に罪を犯したと自覚した時には、胸がはり裂けんばかりだったが、いまは仕事をする甲斐がある。」という。
改造補修工事が行なわれる期間、家へ帰らず、軍人とともに現場で「昼夜をすごす戦闘」を繰り広げた彼は、遊戯場で働く奉仕者として固めた新たな決意を次のように表した。
「指導者の人民愛が種なら、私たちはそれをよく培い、大きな花園を整備する園芸師にならなければならない。」
遊戯場を変貌させる工事は古びた慣例と悪習を一掃する巨大な人間改造の過程だった。
自分におろそかな点があり、それを放念していても良心の呵責をうけなかった。
そうしていた労働者が自分の作業場に関する愛着を切々と謳い上げる労働者詩人になった。(了)


◎「万景台に溢れる人民の笑い声」「朝鮮新報平壌支局版」10月17日付
金正恩元帥の命令貫徹、軍民一致で遊戯場改造補修

金正恩元帥は、10月6日、改造補修された万景台遊戯場と大城山遊戯場を見回った。
去る5月8日、万景台遊戯場の管理運営が嘆かわしい状態にあることを現地で了解した元帥は、遊戯場運営を中止し、新世紀の要求にふさわしく遊戯場を変貌させるようにとの課題を同行した朝鮮人民軍総政治局長に下した。
万景台にやってきた軍人建設者は、ほんの4カ月をこえる短期間に最高司令官の命令を貫徹した。

古びた仕事振りに終止符を

遊戯器具が設置された2つの区域と水遊び場まで整備していた万景台遊戯場は、1980年代前半に竣工された大型施設である。
万景台は金日成主席が誕生したところである。
人民を大事にして「革命の聖地」に遊戯場の敷地を定めた金日成主席と金正日総書記の恩情を人々は今でも忘れていない。
去る5月、遊戯場を見回った金正恩元帥は人民の利用する施設をまともに管理できなくても、良心の呵責をうけないここの幹部を厳しく叱責した。
歩道ブロックのすき間から雑草が出たのをみて、せつない表情でみずから雑草を抜いた。
遊戯器具が塗装もされず、そのまま運営されている現実をもっては管理の担当者たちの人民に対する服務精神がゼロではなくそれ以下だと、彼らの欠陥を実務的な問題ではなく、思想観点の問題だと指摘した。
誤りを深く悔んだ遊戯場の幹部と管理員たちは万景台へやってきた軍人建設者とともに遊戯場を改造補修する工事に取り掛かった。
彼らは、最高司令官の命令を貫徹するために昼夜を問わず、決戦を繰り広げる軍人の姿から学び、自覚を高めた。
万景台区域の住民らも工事現場に出て支援の仕事を繰り広げた。
一方、改造補修工事とともに平壌と地方の遊戯施設を統一的に指導管理する遊園地総局を新設する行政的措置も講じられた。
遊園地総局のハン・ヨンウォン局長によると「遊戯場の管理運営において指導者の意志を具現していかなければならない幹部が工事現場で軍人たちの見せた闘争精神、衷情の世界を生きた手本にした。」と、いう。
改造補修された万景台遊戯場を見回った金正恩元帥は、施設と建物が新世紀の要求に合うようにりっぱに変貌されたことについて満足の意を表した。
そして遊戯場の改造補修過程が幹部たちの中に残っている古びた思想観点と仕事振りに終止符を打つ、重要なきっかけをつくったとし、軍民関係を新たな高い段階へ引き上げたとしながらこれが何よりもうれしいと話した。
万景台遊戯場は、10月 10日に営業を再開した。
その日、収容能力をはるかに越える3万人余りの市民がここを訪ねた。
遊戯場に華麗なふん囲気が溢れるようになった要因は、嘆かわしかった施設がもとよりの姿を探し見ることができないほど、あか抜けしたと言うことだけではなかった。
遊戯場の幹部、管理員たちがみな、「作業場の主人」、「人民の奉仕者」としての誇りを抱いて明るい表情で客を迎えていた。(了)


◎「国際映画フェスティバル出品作『私たちには翼がある』で主演」「朝鮮新報平壌支局版」10月16日付
平壌サーカス団俳優ハン・ジョンシム氏が体験した「夢の実現」

一編の劇映画が朝鮮サーカス俳優の「典型」を創造した。
平壌国際映画フェスティバル(9月20-27日)で上映された劇映画「キンさんは空を飛ぶ(Comrade Kim Goes Flying)」.ハン・ジョンシム氏(3歳)は女性主人公「キム・ヨンミ」を任された。
彼女は平壌サーカス団の現役俳優である。

むつかしかった「はじめての演技」

「キムさんは空を飛ぶ」は、地方のある炭鉱村に暮らしている娘が紆余曲折を経たあげく平壌で空中ブランコの俳優として転身して成功する物語を描いた。
ハン・ジョンシム氏は、自身の映画出演が決まったとき、「震えることもあったが良かった。」と、いう。
華麗なふん囲気を醸し出すサーカス俳優と向かい合って話を交わすと、彼女の向上心、なんでもチャレンジしようとする俳優の心意気が並外れて強いことを知ることができる。
台本をもらって見た時には「主人公の人生行路と自分の経歴が似ている」と感じた。
幼いとき、平壌の郊外で住んでいたハン・ジョンシム氏は、若い時、運動選手を希望した母の影響をうけてサーカス俳優になる夢を見た。
ところが、「キム・ヨンミ」の役を受けてみると台本に応じた演技が想像していたよりむつかしかった。「新人俳優」はセリフがまともに出なかったし、人をちゃんと見ることができなかった。
空き部屋で二カ月の間、夜ふかししながら訓練した。演出家とかっとうもこねた。やめたくて泣いたときもあった。
撮影が始まった時にはあまりにもしんどくて「いつ終わるのだろうか。」と、心細くなることもあったが6カ月後には「キム・ヨンミ」のストーリーを盛ったフィルムが完成された。
サーカスしか知らなかった俳優が、自分の受け持った代役を終えて仕遂げることができた秘訣について人々に話す時、ハン・ジョンシム氏は、映画主人公のセリフを引用する。
「わたしたちには翼がある。」-空中ブランコのサーカス俳優になって空を飛ぶ夢を実現した「キム・ヨンミ」にとって「翼」とは自分を育ててくれ、推してくれた朝鮮の社会主義、集団主義精神が身についた人々の熱い真心と支援をさす言葉だった。
映画に初めて出演したハン・ジョンシム氏にも「翼」はあった。
「いっしょに出演したベテラン俳優の方が助けてくれ、力を与えてくれました。演出家は、私を実の娘のように考え、一つひとつ諭してくれ、最後まで導いてくれました。『キム・ヨンミは同志たちの信頼と愛の中に誕生したのです。」
完成したフィルムの試写会が行なわれた時、「画面が豊穣だ」、「ワンシーン毎が粒のようによく実っている」という好反響が出た。
ハン・ジョンシム氏は、「その水準ならば主人公が演技を無難にこなしている。」という評価をうけた時が「一番うれしかった。」と、いう。

成功の秘訣は集団の力

「キムさんは空を飛ぶ」はカナダ・トロント国際映画祭と南朝鮮の釜山国際映画祭でも上映された。
メディアは「北朝鮮で作られたロマンチックコメディー」に大きな関心を示した。
ところが一部メディアは、炭鉱の娘が夢を実現する「北朝鮮の成功物語」は、「幻想」にすぎないと言った。
「わが国の現実を知らない人々のことばです。 朝鮮には同志的関係というものがあります。 夢を成そうと努力する人を支援し、導びく人がどの国よりも多いでしょう。」
ハン・ジョンシム氏も映画のストーリーのように自分の夢を果たした。
首都郊外に暮らしながらテレビでサーカスの舞台を楽しんでいた少女が11歳の時、平壌サーカス学院の試験を受けた。
「キム・ヨンミ」と同じように動作をうまくできなくて不合格になった。
母親の特別指導を受け、猛訓練を続けた少女は、二カ月後に実施された2次試験で合格した。
22歳に学院を卒業してからは、空中ブランコの俳優として活躍した。
ドイツ、オランダ、スペイン、フランスなど諸外国で巡回公演を行った。
彼女が出演した空中ブランコの作品が2003年と20011年に国際サーカスフェスティバルで1位を獲得したこともあった。
朝鮮のサーカスが世界の最高水準を維持しながら新しい高難度技巧を完成し、不断な発展の道を歩くことができた秘訣も、やはり「集団主義にある。」と、ハン・ジョンシム氏は言う。
「朝鮮のサーカス俳優は自分自身だけのために舞台に立つことがありません。とくに外国では何よりも祖国の栄誉を轟かそうと思います。俳優もみな同志的に結ばれています。一つの作品に出演する俳優は一つの家庭と同じで、血肉のようにお互い相対する時、その高い技巧が成功するのです。」

祖国を抱いて生きよう

ハン・ジョンシム氏は、新しい家庭をもった。
彼女は、今年5月に結婚した。
夫はサーカス観覧のために劇場をしばしば通っていた青年だった。
サーカスの俳優は、公演をするために一般の主婦としての役割を果たせないが、夫は「すべて理解して、俳優としてもっと大きく成功しろと後押し、してくれる。」と、いう。
「もっとも近い同志の期待に報いて『ベテラン俳優』と呼ばれる年齢まで、空中ブランコの第1線で活躍するのが目標です。より多くの国から公演して、人々から映画で見た『キンさん』がまさに彼女だと変わらぬ激励と称賛をうける俳優になりたい。」
日本公演が実現される日には、夢を育む在日同胞の新世代と必ず会いたいと言う。
「海外公演に出る時には私も祖国がなつかしくなります。日本の地に住んでいても、民族の魂を忘れず、強く生きてくれることを望みます。力が要っても、勇気を持って祖国を胸に抱いて生きれば皆さんの夢も必ず成し遂げられるでしょう。」(了)


◎「羅先,黄金坪事業『正常に進む』」「朝鮮新報平壌支局版」10月14日付
特殊経済地帯/法制度整備完了,建設に本格着手

朝鮮と中国が共同で進める特殊経済地帯の開発が本格的な実践段階に入る展望である。
羅先経済貿易地帯,黄金坪・威化島経済地帯の開発事業の推進情況について,西側の一部メディアは「朝中間に異見」,「事業沈滞」のような表現を用いて,否定的に報道している。
朝鮮の合弁投資委員会関係者は,これに対して一連の事業は自ずの計画どおりに「正常に進んで」いるとし,「われわれはこの二つの経済地帯事業が成功裏に推進されるものと確信する」と述べている。

遺訓貫徹,「一寸の抜かりもなく」

2010年7月に設けられた合弁投資委員会は,朝鮮と外国間の投資事業,技術協力事業を所管する内閣の一機関であり,外資誘致のための活動と外国投資家たちが朝鮮に合弁合作企業を設立する時の審議,承認そして企業活動の管理などを行う。政府機関として外国政府と投資をはじめとする経済協力問題を討議し,実現する役割も担う。
現在,合弁投資委員会が進める重要な役割のひとつが中国と共同でおこなう特殊経済地帯の開発,運営に対する管理事業である。
2008年12月,羅先市を現地で指導した金正日総書記は,ここを国の重要貿易基地として発展させる方向を提示し,その実現方法を明らかにしたと言う。
2010年5月には中国を非公式訪問してこの国の最高指導者たちと朝中国境地帯である羅先と黄金坪・威化島で経済地帯を共同開発,運営する合意をみた。
合弁投資委員会ユン・ヨンソク副局長によると両国政府間の協定締結,開発総計画の作成,国内関連法規の制定など経済地帯の運営のための法制度的基礎を整備する事業が2010年の下半期から行なわれて基本的に終了した。
黄金坪と威化島は黄金坪をまず開発する詳細計画がすでに出された。
いまは現地で建設事業が始まるという。
今年8月,中国北京で行なわれた羅先,黄金坪・威化島の共同開発及び共同管理のための朝中共同指導委員会第3回会議では,双方が二つの経済地帯開発発の実践段階に入った状況にあわせて事業をさらに加速化する意志を表明し,10余りの建設対象に関する合意文書を締結した。
胡錦濤主席は,会議参加のために北京を訪問した張成沢朝鮮労働党中央委員会部長を会った席で二つの経済地帯での協力成果に基づき朝中両国の伝統的な友好関係を強固にしていくことを強調したと言う。
両国の経済地帯開発は「政府引導,企業中心,市場原理,互恵共栄の原則」にしたがって推進される。「4原則」は両国間で締結された書類にも明記されている。
ユン・ヨンソク副局長によると「新しいチュチェ100年代の始まる歴史の分水嶺で対外経済事業も新たなレベルで策定」されている。
合弁投資委員会ではとくに経済復興のための下部構造改造を速いスピードで推進していくことに優先的な関心を払い,その実現のための新たな方法について討議していると言う。
「特殊経済地帯の開発においても総書記の遺訓は一寸の抜かりもなく貫徹されていくだろう。現在,合弁投資委員会関係者はわが人民が社会主義富貴栄華を思う存分,享有するようにとの金正恩元帥の意志を奉じて彼の遠大な構想を実現するために一様に奮発している。」(了)


◎「インタビュー/合弁投資委員会ユン・ヨンソク副局長」「朝鮮新報平壌支局版」10月14日付
「外資誘致で社会主義強盛国家建設に寄与」/対外経済発展の有利な環境

朝鮮と中国が共同で推進する羅先経済貿易地帯,黄金坪,威化島経済地帯の開発が本格的な実践段階に入ると言う。合弁投資委員会は現在,行政次元で特殊経済地帯に関する業務をおこなっている。関係者の一人,ユン・ヨンソク副局長の話しを聞いた。

-特殊経済地帯事業がどの段階で進められているか。

2010年に朝中両国間に共同開発に関する合意が成された後,特殊経済地帯の基礎を築く作業を先行した。総開発計画と詳細計画を策定し外国の投資を円滑に受け入れることができるように国内の法制度を整備した。これから具体的な建設段階に入ることになる。

-一部メディアは,朝中共同事業が正常に進んでいないと伝えている。

朝中両国による特殊経済地帯の共同開発は,世界史に類例を探し見ることができない意欲的な事業。この事業の成果的推進が国際政治と世界経済に及ぶようになる影響がたいへん大きい。それでわが国の経済発展と対外関係発展,朝中親善関係の強化を快く思わない勢力が事実と合わない声を出しているのではないか。
羅先の場合,1991年12月にわが国での初めての特殊経済地帯として創設された。自分の法的な制度がすでに用意されていたのでそれを修正,補充しながらも同時に投資対象と直接,仕事をおこなうことができた。朝中間の道路(羅津-元汀)建設,朝露間の鉄道(羅津-ハッサン)建設が仕上がるなど目に見える進展がある。これから工業区,産業区を開発し,ここに対する外国企業の入住計画を実現する段階に移ることになる。
黄金坪,威化島は羅先と事情が異なる。法律的な制度を初めから立てなければならなかった。
開発事業は黄金坪でまず始まる。黄金坪経済地帯法は昨年6月に制定された。
この間の仕事でもっとも大きな成果は。二つの経済地帯の開発,管理の主体,担当者である管理委員会が設けられたことだ。9月には黄金坪で管理委員会庁舎の着工式がおこなわれた。10月には羅先でも行なわれるようになる。

-中国以外の外国企業と推進する仕事はどうか。

エジプトオラスコム会社の移動通信事業はうまくいっている。会社は他の分野に対する投資の意向も示している。
ヨーロッパ国企業は政府が米国の対朝鮮制裁に同調しながら朝鮮に対する投資を政策的に奨励しないことになっているため,ほぼ見守る状況であるが,個別的な単位で投資が行なわれているところである。
われわれは自主,平和,親善の理念に合うように平等と相互尊重,互恵の原則で朝鮮を友好的に対する世界どの国とも経済協助関係を発展させていく用意がある。

-朝鮮の対外経済発展を「社会主義制度の変化」と結びつける見解がある。

わが人民が二度とベルトをしっかり締めなくして社会主義富貴栄華を思う存分享有するようにしよう。金正恩元帥の4.15演説の一節である。言わば羨ましいものがない社会主義強盛国家を建設するだろうということである。外資誘致もそのために必要な仕事だ。
われわれが対外経済を発展させるのは,自立的民族経済の科学技術的土台を世界的趨勢にそって達成しようということにその目的がある。外国の進んだものを取り入れて自分のものにしようということであって,そこに永遠に依存しながら生きて行こうということではない。
合弁合作企業を創設する時には存続期間をきめる。計画が終わればその企業は,朝鮮の企業で運営されるようになる。私たちが外国の投資を奨励し,合弁合作企業が自由に運営されるように条件は与えているがそのようなことで生産手段の所有関係や国の経済制度が変わるものではない。

-4.15演説の精神にしたがって対外経済事業をどのように設計しているか。

われわれは新しいチュチェ100年代が始まる歴史の分水嶺に立っている。事業設計も従来と異なる新たなレベルで行なわれている。
たとえば,われわれが大規模鉱山を開発し,2次,3次加工品の販売を実現することによってそれを担保にして道路,鉄道,港湾などインフラ改造に必要な資金を確保する新事業方式を構想している。現在,その具体的な実現方法に対して議論が行なわれている。
どのように見れば中国との共同事業も「先インフラ改造」の側面があるが,この部門に大規模投資をするとの意向を表す対象が少なくない。過去にはなかった莫大な投資額が提示されている。
われわれは自分の受け持った仕事の展望に対して楽観的である。朝鮮は核保有国になった。
先見がある投資家たちは国が政治軍事的に安定されていると判断する。そして教育のレベルも高く,資源も多い。
われわれが外国の投資を積極的に誘致しながら対外経済を発展させていくことができる有利な環境が造成されているのである。(了)


◎「『ぴょんやん探訪』第一歩を切り開く若者たち」「朝鮮新報平壌支局版」10月15日付
国内初のイルカ館/調教師たちの挑戦

今年7月、平壌にオープンした綾羅人民遊園地には、絶叫マシーンを楽しむ遊戯場以外にも人気スポットがある。国内初となるイルカ館だ。ショーは毎日11時、15時と2回にわたり行われている。毎公演ごとに全1500席の客席はたちまち埋まり、階段まで観客がぎっしり座り込む盛況ぶりだ。ショーを支える調教師たちを訪ねた。

注目集めるイルカショー

「それでは次に、『平壌2号』が調教師の頬にキスをしてみせます」。女性調教師が水面に顔を近づけると、イルカが見事に頬をタッチした。「『平壌2号』は雄なので、やはり女性の調教師がいいようですね」。
調教師たちのユーモラスな司会に、会場からはどっと笑いが起きる。
「約2週間前からショーはバージョンアップされ、演目数が増えたんです」と話すのは、この日案内を務めてくれたチョン・スギョンさん(25)だ。
新たな演目のひとつが、「水中交感」だ。調教師が水槽に入り、イルカたちと友だちのように泳いで見せる。
女性調教師が勢いよく水槽に飛び込むと同時に、中央の大画面に水中の様子が映し出された。水中では数匹のイルカたちと群れを作りながら、自由自在に浮上したり回転しながらイルカとの優雅なシンクロを披露していた。客席からは、その姿に感嘆の声が漏れた。
「彼女、エサを持たずに水槽に入っているんです。ここの調教師たちはエサなしでも、あんな風にイルカと戯れることができるんですよ」とチョンさん。「最初は、調教師たちが近づいてもそっぽを向いて全く近寄ろうとしなかったのに」と笑う。
イルカ館建設が決定されたのは、昨年7月。国内初となる施設のため、「イルカ調教師」は本人たちにとって「未知の職業」だった。ステージに立つまで通常2年以上は要するとされている調教訓練を、約7カ月の海外研修に短縮し開業準備にあたった。
「調教師たちは少しずつ、地道に、イルカたちとの距離を詰めていき、わずか1年弱でこの水準での公演を可能にしたんです。だから『水中交感』は、一年365日、どんな時も一時も休まず厳しい訓練に励んできた調教師たちの努力の賜物と言えます」

総合大学の生徒ら

公演終了後、チョンさんのはからいで調教師たちと会う機会が設けられた。
出てきてくれたのは、最年長のチョ・セイルさん(28)とキム・ソンイさん(22)。先ほどまでステージに立ち、会場を沸かせていた司会者の男女だ。
ステージでのコミカルな口調からは想像できないほど、2人とも落ち着きがあり物腰の柔らかな好青年だ。会話を交わすと、いっそう知的な印象を受ける。
「ここに在籍している10人の調教師たちは、みな金日成総合大学の現役生徒たちから選ばれました。それも成績最優秀者だけ」とチョンさん。高い知能を持っているイルカは、賢いと認めた人間の言うことしか聞かないのだという。
とはいえ、「最初は本当に大変でした」とキムさん。「まさか自分がイルカの調教師になるなんて思いませんでした。机にかじりついてばかりいたから、泳ぎもうまくなかった」と笑う。
「前例の無い仕事なだけに、すべてが手探りで試行錯誤の毎日なんです。すべての『前例』を僕らが作って行く責任もあります」とチョさんがつけたす。
若き調教師たちに課せられた仕事は、山積みだ。調教訓練、専門知識の習得、水泳練習のみならず、ショーのプログラム作成と出演、イルカのエサやりに体調管理、緊急時に供え交代制で24時間勤務も。自宅に帰れるのは週に2、3回だという。
「イルカによって性格も違えば、気分の浮き沈みも。資料だけでは解明できない部分もあります。異常があった場合は、何時間もそばで観察しながら原因究明にあたります」
イルカの調教に関する外国の資料は、一般公開されていないものも多いという。経験の浅い調教師たちにとっては、すべてを一から創造する毎日だ。互いの総括や討論にも根気よく取り組んでいる。常に斬新で楽しいステージを提供するため、訪れたお客の反応チェックや自主研究もかかさない。

「正直言って、仕事の負担は大きいです」とチョさん。「それでも共に支ええる仲間がいます。みんな若いから斬新な企画が多く出るんです。今、行われているプログラムもほとんど自分たちで作りました」とキムさんが続ける。
「何より、ショーに訪れた市民たちの喜ぶ顔が、本当に大きな力になっています。ここに来て嬉しそうに笑う市民たちの姿を見ると、疲れも忘れます」
現在は、プログラム数の拡大に力を注ぎながら、前座のアシカショーの準備も行っている。要員の拡大と育成も視野にいれている。「第一歩」を最前線で切り開く、若き調教師たちにのしかかる責任は重い。
「それでも、僕らは奇跡を起こすつもりです」――チョさんの言葉に、キムさんもうなずく。記者と握手を交わすと、夕方の調教訓練へ足早に去って行った。(了)


◎「『ぴょんやん探訪』 仕事帰りに楽しく乾杯」「朝鮮新報平壌支局版」10月16日付
慶興館ビアホール/7種類を立ち飲み

2010年4月にリニューアルオープンした慶興館ビアホールは、国内で唯一,大同江ビール工場で生産される7種類のビールを全て取り扱っている。冷たい生ビールを片手に、仕事を終えたひとときを平壌市民たちと過ごした。

一日3千人が利用

普通江区域の慶興通りに位置するビアホール。ガラス張りの店内をのぞきこむと、すでにジョッキを片手に談笑する市民たちでごった返していた。
全席立ち飲み席になっているビアホールは、一日に約3000人が利用する。日中(12~3時)と夕方(5~6時)に営業を行っており、それぞれ客層が異なるという。「日中は、定年退職した年配の方が、夕方は仕事帰りの人たちが立ち寄って行きます。みな飲んでも2杯から3杯。気持ちよく酔った程度で帰路に着きます」とウェイトレス責任者のクォン・ファスクさん(43)は話す。
海外同胞や外国人利用者のための半個室のスペースも設けられている。席に着くとさっそくクォンさんが7種類のビールを持ってきてくれた。「市民たちと同じものを」とつまみを頼むと、大きな乾きスケソウダラを出してくれた。
「7種類のビールは、白米と麦の比重を調整しながら味を微妙に変えているんです。1番から順に麦100%、②麦70%に白米30%、③白米50%に麦50%、④麦30%に白米70%、⑤白米100%と分類されていて、残りの⑥、⑦がそれぞれコーヒーとチョコレート風味の黒ビールになっています」。
ひとそれぞれに好みがあるが、のど越しの爽やかな2番、3番はとくに人気のビールだ。女性の利用者は、苦味の少ない5番を好むという。
「みんなそれぞれ自分のお気に入りを見つけて、そればかりを飲んでいます」。

ざっくばらんな雰囲気

ビアホールには女性客の姿も少なくない。支配人のアン・ソンフィさん(58)は、「わたしが若かった頃は、ビアホールで堂々と飲むということはなかった。恋人と一緒のときも普通の食堂の片隅で隠れながら飲んだ」と話す。
アンさんによると、経済的に苦しかった90年代には市内のビアホールも正常運営することができなかった。2002年に最新設備を備えた大同江ビール工場が竣工し、市内の住民区域ごとにあるホールに生ビールを定期的に提供するようになった。
「大同江ビール工場の技術者たちが開発した7種類のビールを金正日総書記が試飲して、平壌市民に提供するようにと指示を出したんです。それが2010年。さらにおいしいビールを飲みたいという愛好家の欲求に限りはありませんから」。
7種類のビールを提供する大型ホールの登場は、「経済の復興と生活向上を象徴する出来事と受け止められた」という。
半個室のスペースで記者と一緒にジョッキを傾けたアンさんは、これまで慶興館を訪れた総聯同胞たちの「思い出」を語った。「市民の熱気あふれるビアホールの光景を見ると、心がなごむ。せっかく来たんだから彼らと杯を酌み交わしたいというんですよ」。
この日、ホールの光景をカメラに収めていた記者に「ここで一緒に飲んで行きなさいよ」と市民たちが声をかけた。
 パン・テギョンさん(42)は、平壌火力発電所の労働者だ。この日は、平壌の郊外に暮らす叔父と叔母も一緒に連れて来た。ふたりともかねてからビアホールに来たかったと満面の笑みを浮かべていた。いつもよりビールが進み4杯目を飲み干したパンさんは、「酔ってなんかいない。わたしは舌足らずで元々ろれつが回らないんだから、いくら飲んでも変わらない」と冗談を飛ばした。
午後8時。頬を赤らめた市民たちが、笑みを浮かベて家路に着いた。(了)


◎「『ぴょんやん探訪』ファッションを気軽に楽しむ」「朝鮮新報平壌支局版」10月17日付
平壌第1百貨店/安価に揃うショッピングスポット

平壌女性たちのおしゃれ事情を探るべく市内屈指のショッピングスポット、平壌第1百貨店を訪ねた。

国産化粧品が人気

平壌第1百貨店のエントランスに足を踏み入れると、目に飛びこんでくるのは化粧品売り場だ。
売り場の壁一面には基礎化粧品からポイントメイク用品、日用品、香水など様々な商品が並んでいる。販売員とお客を挟んだガラスケースにも、多種多様な商品がびっしり。
この日は開店時間の午前10時に入店したが、すでに多くのお客たちが商品を選んでいた。
キム・チャソン副支配人(55)によると、「置かれている化粧品の数は、約200種類。すべて国産商品を扱っています」という。
特に基礎化粧品類は、美白や老化防止など顧客それぞれのニーズに合わせた多彩な商品が揃っている。「『ウナス(平壌化粧品工場)』も人気ですが、不動の人気はやはり『ポムヒャンギ(信義州化粧品工場)』です。どのような状態の肌にも合う使いやすさが好評でリピーターも多いんですよ」と、販売員のユン・ファスクさん(34)。
近年、第1百貨店では「商品展示会」が定期的に行われている。全国の工場、企業所が参加し、新商品開発のアイデアと品質向上を競い合う。高い評価を得た商品は第1百貨店の売り場に並ぶ。化粧品分野ではすでに輸入品を締め出した。国産品は輸入品より価格が安い。平壌の女性たちにとって化粧手は手に届きやすいものになった。

より安価で提供

お客のリクエストに対する販売員の対応は積極的だ。最近、各自の販売額によって業績を評価するシステムが新たに導入されたという。第1百貨店は商品を生産する工場、企業所と直接取引を行っている。売り場で確認されたお客の商品ニーズは随時、生産現場に伝えられる。
物不足が続いた90年代後半から第1百貨店でも輸入品を扱った。化粧品売り場は「国産品100%」の水準に達したが、2階に設けられた鞄や靴などの婦人雑貨売り場には輸入品が置かれている。色や形、デザインが豊富に取り揃えられており、客足もひっきりなしだ。
「靴は、断然ヒールの高いものが人気です。体型のバランスがよく見えるので。色は服に合わせやすい黒を選ぶ型が多いです」「若い女性は、型のあるバッグでを好みます。比較的安価なエナメルバックも人気ですよ」と販売員たちが人気商品の傾向を教えてくれた。
世代や職業を問わず、平壌の女性が実践するおしゃれの基本は「上品さ」だという。同色系を組み合わせたコーディネートが、上品に見せる「コツ」だと話す。
冬の寒さ厳しい平壌では、ファッションの季節区分は春秋と夏、冬の3つに分けられるという。「秋の少し肌寒くなってきた昨今では、パンプスのみならずブーティーも人気ですよ」と店員。「ブーティー」はくるぶしが出るぐらいの丈のブーツ。日本でも若い女性が好んで履いているが、最近、平壌の街角でもよく見かける。
3階には、国産品を取り揃えた婦人小物売り場がある。輸入品と比べデザインの多様性が少ない印象を受けるが、「購入者は輸入品売り場より多い」と靴売り場の販売員キム・ソンギョンさん(40)。「国産のほうが、安価なのに良質で物持ちがいい」ことが人気の理由だという。
3階の国産小物売り場では、2階の輸入品売り場での売れ筋商品も常にチェックしている。ニーズの高い商品をより安価で市民たちに提供するためだ。
ちなみに、「ブーティーは、昨日工場に発注したばかりなんです」とキムさん。「もうまもなく国産の商品が店頭に並びますよ」と嬉しそうに語る。(了)


◎「小学生が全国ソフトウェア展示会に出品」「朝鮮新報平壌支局版」10月16日付
審査員、「現場導入が可能なレベル」

第13回全国教育部門ソフトウェア展示会(10.3~11)に数学教育支援ソフトを出品した小学生がいる。
咸鏡北道金策市タルリ中学校小学班4学年2組で学ぶキム・イルホ、パク・カンフンさん。年齢は11歳である。
10代の小学生が着想と開発のレベルを競う全国展示会にソフトを出品したのは、今回が初めて。
展示会関係者は、近年知識経済時代の要求に合うように小学校から外国語教育とともにコンピューター教育を実施してきたのが現実に実質的な効果を出していると話した。
キム・イルホ、パク・カンフンさんがそれぞれ出品した数学教育支援ソフトは、すべて小学校4学年で学ぶ数学原理といろいろな類型の応用問題解決方法を収録している。
年齢心理的特性に相応しい、おもしろい問題の解答ゲームを通じて原理活用の能力を育てる。
二人の小学生が開発したソフトは全国の小学校に導入できるレベルにあるという審査員の評価をうけた。
パク・カンフンさんは、全国展示会に初めて挑戦するという意味でソフトの名前を「第一歩」と名づけたと言う。
彼は、「全国展示会に初めて参加して眼識も広め、決心して取り掛かれば十分に覇権者になれるということを確信した。ソフトの開発レベルをさらに高めて翌年の展示会にもう一度参加する。」と、次の目標について話した。(了)


◎「中学校で教育ソフトを開発」「朝鮮新報平壌支局版」10月12日付
航海操縦などの技術を習得

南浦西興中学校の教員、学生たちが開発したソフトが注目を集めている。
リ・ナム教員(42歳)によると、学校では全般的12年制義務教育実施に歩調をあわせて、現地条件に合う教育の情報化を実現する中長期目標を立てて推し進めていると言う。
海に面しているこの学校では、学生たちに船舶の操縦技術を習得させるために航海制御ソフトを製作した。
朝鮮の中学校では各種の技術教育も実施している。
ソフトは、船舶運営において航海操縦と航海過程の監視及び修正をコンピューターで処理し、GPSと航海データベースで航海を科学的に行うことができるようにする。
天候条件が悪く、河のように狭い条件でも安全航海を保障できるように尺度関係を構成した。
航海の時、船舶の正確な航海位置路を提示し、修正できるように作られたこのソフトは、学生たちの教育カリキュラムに利用されているだけでなく、南浦港にある多くの貿易貨物船にも導入されている。
一方、学校では中学校教育カリキュラムで扱われるプロッター実習のための制御ソフトも開発した。
ソフトは南浦市の10余りの中学校に導入された。
南浦西興中学校の教員たちは、今後も現実的要求を反映したソフトを開発して教育の情報化と経済発展に資するであろうと話している。(了)


◎「フランスとの技術提携で香料生産」「朝鮮新報平壌支局版」10月11日付
食料工業部門での需要を解決

食用香料と工業用香料、香水を専門と生産する工場が建ち上がった。
去る9月28日操業した平壌香料貿易会社の平壌香料工場は、統一通りに位置している。
1万4000㎡の敷地面積を占める工場は、平壌香料貿易会社とフランス・ジャンニエル香料会社の間の技術提携で運営される。
会社の製品は「玉流(オクリュ)」のブランドで出荷される。
食品香料としてリンゴ、桃などの果物香料と牛乳香料があり、工業用香料としては朝鮮人参香、まくわうり香料などがある。そしてラベンダー、樹林などの香水も生産する。
食品香料と工業用香料、香水生産工程、超臨界抽出生産工程がオートメーションシステムで運営されている。
年産600tの食品香料と200tの工業用香料、240万個の香水を生産して、食料及び日用工業部門工場、企業所に送ってくれる。香水は商店、百貨店で市民に販売される。
工場には食品香料調香室と工業香料調香室、新製品開発室がある。
研究力量は国内の専門家で整えられている。
会社の関係者は、香料及び日用工業部門の香水の需要を解決するようにとの金正日総書記の遺訓にしたがって工場が設立されるようになったと言う。
2年前、金正日総書記は、改造現代化された平壌穀物加工工場を現地で指導しながら、あめと菓子類の質を高めよるためには香料問題を解決しなければならないと指摘、早い日時内に香料工場を建て、調合香料を作ることからはじめて、香料工業を世界的水準に引き上げるよう言及した。
香料工場で生産される製品は現在、平壌穀物加工工場と平壌冷泉サイダー工場をはじめ食料工場と平壌化粧品工場、新義州化粧品工場をはじめ全国の軽工業工場に出荷されている。
現在これらの工場製品を使って見た単位ではこれまでの輸入産の香より品質が高いという反響が出ていると言う。(了)


◎「皮膚消毒に利用される銀塩」「朝鮮新報平壌支局版」10月12日付
高い殺菌効果、細胞再生力も

銀塩と呼ばれる薬剤がサウナを楽しむ人々の中で利用されている。
先端技術開発交流所が開発した銀塩は銀の原子を一定の大きさで化学処理して塩の結晶に結合させて作ったものでいろんな物質の殺菌に利用する。
銀塩は、他の消毒剤と違い殺菌対象が限られていない。
すべての病原性の細菌をほとんど殺すことができることから医療部門の特別な関心を集めている。
細胞再生力も持っている銀塩は、保健及び医学部門と化粧品製造業界で利用されている。
手術のメス痕などの損傷を被った皮膚に塗ると回復が早いことが確認された。
開発者は、銀塩のこのような皮膚消毒と細胞再生効果を利用して製品化を実現した。
サウナを浴する時、塗ると肌が軟らかくなり、皮膚老化や損傷から皮膚に生じる角質が除去される。
また水虫、湿疹、痒み症、あせもなど様々な皮膚病と扁桃炎、蓄膿症、口腔病治療にも利用されている。
先端技術開発交流所は銀塩を入れたインスタントのワカメスープも開発した。
国内の多くの科学技術展示会で高い評価をうけた、銀塩は、平壌市内の多くの商店で販売されている。
銀塩は2010年中国上海健康博覧会と2011年ハルピン経済貿易博覧会で高い評価を受けた。(了)


◎「合掌江を整理, 人民軍隊が7日間で完工」「朝鮮新報平壌支局版」10月11日付
人民軍隊が7日間で完工

合掌江整理工事が短い期間に完工した。
金正恩元帥は、錦繍山太陽宮殿側を流れる合掌江を最上の水準で質的に整理する課題を人民軍隊に与えた。
合掌江は、平安南道平城市青龍山から発源して平壌市大城区域で大同江に流れ込む長さ36.9㎞の江である。
金正恩元帥の命令をうけた朝鮮人民軍部隊は、すぐに現地にテントを展開し、命令を徹底的に貫徹するための決起集会を2日に開き、その日午後5時からいっせいに工事に突入した。
作業量は川床の泥を汲み出し、擁壁補修工事と多数の歩道橋の手すりの補修及び塗装などであった。
指揮部では工事分担を具体的に行った後、指揮を現場で機動性あるように繰り広げた。
各部隊は各種の機械と輪転設備、機材で立体戦、電撃戦で工事を迫力をつけて進めた。
結果、工事進入後、3日目に泥のくみ出目標を83%の界線で突破し、6日目には7、560m区間の1万余㎡の擁壁補修及び洗浄工事、合掌江橋をはじめとする多数の数百mに達する歩道橋の手すり補修及び塗装工事、水門補修及び塗装と多数の取水口補修工事課題を遂行した。 工事は7日目に終えた。(了)


◎「最先端に向かって朝鮮は突進する」「民主朝鮮」10月9日付
第8回平壌秋季国際商品展覧会場を見て

金正日総書記はつぎのように指摘した。
「私たちは自立的民族経済の威力な土台を築いただけにそれに基づいて輸出品生産を増やし、対外貿易を発展させなければなりません。」
最近、われわれは第8回平壌秋季国際商品展覧会の様子を読者に伝えようと展覧会場をたずねた。
展覧会場でわれわれと会った貿易省関係者キム・チョルミョンさんは平壌国際商品展覧会が始まってからそれほど長くないが世界的な展覧会になったと言いなからこれまでと同じように今年にも多くの国と個別の会社が世界的な競争力を備えた商品を持って今回の展覧会に参加したと言った。
彼のことばを証明するように展覧会場のいたる所に世界諸外国から出品された技術設備と商品が立ち並ぶように展示されていた。
展覧会場に入り、われわれの視線を最初に惹いたのは外国商品と堂々と競争できるほど高いレベルになったわが国の製品だった。
展覧会場の中心部にこれ見よがしに展示された朝鮮蓮河機械会社のCNC旋盤、垂直マシニング・センタ―盤、万能旋盤と電圧周波数安定器は見る人々の感嘆をそそった。朝鮮蓮河機械会社部員オ・ミョンジンさんは自分自身の力と技術に基づいて11軸工作機械ベテュ生産用メインマシンンを生産したと言いなから今日、フィチォン蓮河機械総合工場は如何なる種類のCNC工作機械も思い通りに生産することができると誇りに溢れて述べた。彼は生産された製品が諸外国に輸出されているし、人々から好評を受けていると言った。そうしながら彼は、金正日総書記の遺訓を高く奉じて現在工場ではCNC工作機械生産能力を高めるためのたたかいを力強く進めていると話した。
誇りに溢れた彼の言葉を聞き、われわれは今日を見通してあれほど苦労した試練の時期に機械製作工業のCNC化にかくも大きな心血と労苦を傾けた総書記の崇高な姿が目の前に現れて目がしらが濡れてくることをどうすることもできなかった。
世界にはほぼ200個に達する国があるが、CNC工作機械を生産する国 はほんの5指に数えられている。そのような隊列にわが国が堂々と入ったことを考えるとわれわれの力、われわれの技術に100%基づいたわれわれのCNC工作機械が世にまたとない貴重な宝物のようにわれわれの目に映った。
朝鮮勝利経済貿易連合会社から出品した大同江タイルと大同江建材品はまたどうか。
天然大理石とまったく同じ色と紋様を持った人造大理石タイルとそれを利用して作ったみずやと流し、優雅で、美しい紋様の装飾タイルとの外壁タイル、堅固な床タイル、各種の瓦をはじめとする建材品は外国からきた貿易代表の関心を引いた。それだけではない。これまで、タイルと建材品生産に使われる釉薬を輸入したが今日は自力で開発した釉薬でタイルと建材品を生産しているので大同江タイル工場から生産された製品は一から十まで自分の原料、自分の技術に基づいた主体工業の産物である。
朝鮮勝利経済貿易連合会社課長、キム・ミョンナムさんは大同江タイルと大同江建材品がその紋様が美しく、良質なことから世界的な展覧会で好評を得ていると言いながら建材工業分野において世界の最先端をかならず突破する決心をひれきした。
展覧会場を見回るほどわれわれは機械工業と建材工業だけではなく化学、製薬、軽工業など多岐に成し遂げられた主体工業のまぶしい発展の面貌をしっかり見ることができた。
世界諸外国から出品され展示品も今回の展覧会の品位をいっそう際立たせた。
今回の展覧会場参観を通じてわれわれが直感的に感じたことは、経済貿易分野において朝中両国間の協力と交流が活発に繰り広げられていることであった。
遼寧省対外経済合作庁、遼寧省人民政府、遼寧省貿易促進委員会、丹東市対外貿易経済合作局、中国技術投資貿易有限公司をはじめ中国の多くの省、市から多くの会社が今回の展覧会に製品を出品した。
そのなかかでも中国の丹東市の輸出入有限公司はわが国との経済交流を20年間行ってきた公司である。とくにこの公司はわが国に数回にわたって投資をしたし、毎年その規模を拡大している。公司の業務経理サン・ジョギョン氏は公司が朝鮮との合弁、合作、投資の範囲をもっと広められると言いながら朝鮮の強盛国家建設に公司は経済交流強化で寄与するであろうと言った。また彼は、朝鮮は自分にとって情の通う国であり、親近な隣国であるとわれわれに心を込めて話した。
丹東金賞貿易有限公司総経理ワン・ビョンガン氏は公司が朝鮮との経済交流に大きな力を入れていると言いなから朝鮮との経済交流面で公司は丹東市はもちろん、遼寧省でもっとも先頭に立った単位に属していると誇らしく述べた。そうしながら彼は、電子製品分野において朝鮮との経済交流を数年間おこなう過程に公司が大きな成果を達成したと言いなから、朝鮮を訪問すればするほどまぶしい朝鮮の発展の姿と経済強国を建設しようとする朝鮮人民の強い精神力を感じることができたと言った。彼は金正恩元帥の指導の下、朝鮮はこれからもっと発展するであろうという堅い確信を表明した。
彼の話しを聞き、われわれは朝中両国人民間の親善の情を大事にし、わが国との経済交流をひっきりなしに拡大強化しようとする中国人民の同様な指向を感じることができた。
展覧会場を見回るわれわれの視線を引いたのはドイツのクラテナウ-ヘセルバチョ有限会社の展示ブースだった。近年、ヨーロッパ諸国の中でわが国との経済交流、合弁、合作範囲が広がっているがドイツのクラテナウ-ヘセルバチョ有限会社もそのようなヨーロッパ会社の中の一つである。最近この会社はわが国に代理店を新設した。会社社長アレクサンド・メイスウィンcoolは、わが国との経済交流を実現するため数回にわたって平壌を訪問したので、来る度に自分たちを対する朝鮮の人々の暖かい歓待に感動を禁じ得なかったと言った。彼は、早い日時に建てられた倉田通りだけ見ても、朝鮮が飛躍的に発展することをよく知ることができると言いなから、今後、朝鮮との経済交流事業を長期的な計画を持って、たゆまず推し進めるであろうと言った。
参観を終え、展覧会場の外に出たわれわれの頭上に秋の季節特有の高くて青い空が限りなく広がった。りょう遠な空を眺めるわれわれには、その空がまるで最先端に向かってちからいっぱい羽ばたくわが祖国の活躍舞台に見えた。(了)


◎「共和国外務省スポークスマンの談話」「労働新聞」10月10日付
わが共和国を力でもって圧殺しようとする米国の対朝鮮敵視政策がより重大な実践の段階に入った。
米国が南朝鮮のかいらいに共和国全域を打撃することのできる弾道ミサイルを開発できるように道を開いてやったのは、対朝鮮敵視政策の新たな生きた証拠である。
米国の下心は、同族対決を生存手段としている南朝鮮のかいらいを対朝鮮敵視政策実現の突撃隊として北侵戦争に駆り出そうとするところにある。
対米屈従を体質化したかいらいが共和国への先制打撃をうんぬんするのは、今回のミサイル改正が北侵戦争に直結しているということを示している。
追従勢力を駆り出して他国の地で世界制覇野望実現の侵略戦争を行い、その火の粉が自国の地には弾けないようにしようとするのが、米国の軍事戦略である。これに従って米国は、弾道ミサイル拡散防止のために努力するというベールまで投げ捨て、南朝鮮のかいらいのミサイル攻撃能力を向上させて共和国の戦略武力を先制打撃しようとする無謀な選択をしたのである。
米国が第2の朝鮮戦争も、1950年代の戦争のように朝鮮半島に限らせて自分らの本土安全を保障しようと打算するなら、それは愚かな誤算である。
われわれは、半世紀以上にわたってわれわれを敵視してきた米国を相手に自衛的国防力を培ってきたし、反米対決戦で最後の勝利を収められる万端の準備を整えた。
われわれの革命武力がせん明したように、朝鮮半島とその周辺に展開されている米軍基地はもちろん、米本土までわが軍隊の命中打撃圏内に入っている。
米国の今回のミサイル改正が招く結果は実に莫大なものである。 米国は、国際的範囲で弾道ミサイルの拡散を防ぐための「ミサイル技術統制制度」を自ら破壊した。長距離ミサイル発射の自制を 含んで朝鮮半島と地域の情勢安定に向けたすべての努力に水を差し、対話と協議の基礎を崩した。
北東アジア地域で新たなミサイル軍備競争を触発させた張本人として米国は、これ以上、共和国のミサイル能力の強化・発展についてどうのこうのと言う道徳的資格さえ喪失することになった。
今まで、米国は共和国の平和的な衛星の打ち上げも弾道ミサイル技術を利用したものであるため、防がなければならないと強弁を張って制裁騒動を鼓吹してきたが、今はわれわれが軍事的目的の長距離ミサイルの発射を断行しても言い掛かりをつけることができなくなった。
米国が共和国を狙った膨大な核兵器とミサイルを配備し、南朝鮮のかいらいを弾よけにしようとしている状況のもとで、われわれが侵略の本拠地を打撃することのできるミサイル能力をあらゆる面から強化しなければならないのは、あまりにも当然な理である。
今回のミサイル改正は米本土を安全にするのではなく、さらに 危うくする結果を招くことになり、それに対しては米国が全責任を負うことになるであろう。


◎「祖国平和統一委員会代弁人の談話」「民主朝鮮10月11日付」
「わが千万の軍民は侵略者、売国奴を徹底的に撃滅掃討し、祖国統一大戦を最後の勝利で締めくくる」

かいらい逆賊一味が米国との結託のもとで去る7日、共和国に対する北侵先制攻撃を狙った挑発的な「ミサイル政策宣言」というものを発表した。
ミサイル射程を従来の300キロから共和国全域を打撃できる800キロに延長し、弾頭重量も焦土化の度合いを強めるように増やし、新しい無人打撃機も開発、保有するという「ミサイル政策宣言」は、われわれに対する先制攻撃宣布であり、全面戦の導火線に火をつけようとする露骨な挑発である。
今、かいらい好戦狂らは誰それの「脅威」と「挑発」に対する対応態勢を完備できるようになったとけん伝するかとすれば、北の地域のどこでも「自由に、迅速に打撃することができる」と公然と言い散らし、いつよりも戦争熱に浮ついている。
米国は、自分らのひ護のもとで作成されたかいらいの「ミサイル政策宣言」というものが発表されるやいなや、「絶対的に適当 な措置」という公式立場まで表明してあおり立てている。
かいらいのミサイル射程延長策動は結局、われわれにあくまでも立ち向かおうとする李明博逆賊一味の極悪な対決策動と米国の侵略的なアジア太平洋支配戦略がもたらした共謀、結託の所産である。
李明博一味は、執権の初日から体制対決野望を追求して米国上司にへつらってわが共和国に対する侵略戦争策動に狂奔してきた。
米国は、醜悪な親米好戦分子である李明博手先が政権を執った期間に、なんとしても彼を突撃隊に推し立てて朝鮮半島で戦争の火ぶたを切ろうとする企図をもって,かいらいのミサイル足かせまで解いてやった。
「ミサイル政策宣言」の発表は、米国とかいらいが推し進めてきた北侵先制攻撃の準備がとうとう本格的な実行の段階に入ったということを示している。
北侵作戦計画の樹立とそれに伴う先制攻撃演習に続いて繰り広げられたミサイル射程延長策動により、朝鮮半島での全面戦勃(ぼっ)発はこれ以上避けられなくなった。
それゆえ、南朝鮮の各界と周辺諸国は今回のミサイル射程延長策動により、朝鮮半島の軍事的緊張がさらに激化し、北東アジアでの軍備競争が危険の段階へ突っ走るようになったとし、糾弾の声を高めている。
朝鮮半島の平和と北南関係の改善に向けたわれわれの真しかつ誠意ある努力は、かいらい一味の反逆的かつ対決的な戦争策動により重大な挑戦に直面した。
破滅の袋小路に至った逆賊一味が汚らわしい余命を維持するために無謀な戦争挑発に執着する以上、われわれも強力な物理的力を行使せざるを得なくなった。
こんにちのような事態に備えてわれわれが先軍の旗じるしのもとに自衛的核抑止力をはじめ無尽強大なせん滅的衝撃力を備えてきたのは、本当に正しかった。
わが千万の軍民は、朝鮮民主主義人民共和国国防委員会スポークスマンの声明でせん明した通り、朝鮮人民の不倶戴天の敵である米帝侵略者とその手先李明博逆賊一味を完全に撃滅掃討し、祖国統一大戦を最後の勝利で締めくくるであろう。
われわれの正義の対決戦、敵撃滅の掃討戦により、極悪な親米対決一味である李明博逆賊の群れは悲惨な終えんを告げることになるであろう。
2012年10月 10日 平壌(了)


◎「『情勢解説』われわれは決して空言はしない」「労働新聞」10月11日付

米国の反共和国敵視策動が日毎に露骨になっている。米国は南朝鮮に78台の地雷防御特殊車両を配備した傍、かいらいに弾道ミサイルの射程距離延長を許容し、数十台の最新攻撃用のヘリコプターを提供しようとしている。これは逆賊一味を反共和国対決へあおり立て、朝鮮半島でいかにしても新しい戦争の導火線に火をつけようとする危険千万な行為である。
いま李明博一味は寿命を終えた政治しかばねの身の上に置かれている。深刻な政治危機に虐げられる逆賊一味にいま残っているのは、反民族的罪科を積み重ねたことに対する歴史と人民の峻厳な審判のみである。
米国は南朝鮮でこれからの情勢推移を楽観することはできないとみている。そうならば余命いくばくもない李明博逆賊一味の同族対決意識を緊要に使おうと打算している。
要するに、逆賊一味を推したてて、どうしても第2朝鮮戦争の導火線に火をつけようという心づもりである。
窮地に陥ったネズミが猫を咬むということわざがある。いま李明博逆賊一味は同族対決に気の狂ったあまり分別を失ってのさばっている。このような逆賊一味に米国が最新戦争装備をもたせるのは戦争の火をつけることによって同族に腹いせをしろという言葉のないけしかけも同然である。
現時期、朝鮮半島情勢は予測不可能な状態にある。
とくに西海海上では戦争前夜の緊張な情勢がながれている。
わが軍隊はもし、侵略者が戦争を強要するなら西海を敵の最後の墓場にせよとの最高司令官の命令を受けた状態にある。敵があえて不慣れな発砲をするなら、われわれの領土にただの一点の火花でも落とすならそれを西南戦線の局地戦争に限ることなく、祖国統一のための聖戦へとつないでいくであろう。
今日、南朝鮮傀儡軍部好戰狂は、われわれの度重なる警告にもかかわらず「国連軍司令部」の看板を盗用したアメリカ帝国主義侵略軍の支援の下で無謀な軍事的挑発策動を引き続き強行している。わが領海に対するかいらい海軍艦船の侵犯行為が頻繁になっている。われわれの自主権は深刻に脅かされている。
このように情勢が先鋭化した中で米国がアフガニスタンとイラク戦争に使用した地雷防御特殊車両を南朝鮮に大々的に引き入れたのはいろいろなことを示唆している。
軍事分界線非武装地帯に多数の地雷が敷設されていることは世間の人は皆知っている事実である。米国はそれがわが共和国に対する軍事作戦に不利に作用すると見なしている。そのために対戦車地雷などの攻撃に耐えられるように設計された地雷防御特殊車両を南朝鮮に引きいれたのである。わが共和国に対する軍事的攻撃の時、非武装地帯で有用に使おうということである。
米国が山岳地帯における軍事作戦に有利な最新攻撃用のヘリコプターを南朝鮮かいらいに提供しようとしていることも同じ脈絡から見るべきであろう。
地雷防御特殊車両が地上戦に有利だとすれば、攻撃用のヘリコプターは地上にある目標物を打撃することを目的としている。このことを通じて米国がわが共和国に対する立体的な攻撃を謀っていることを知ることができる。
まして深刻なのは米国が南朝鮮かいらいに弾道ミサイルの射程距離延長を許容したことである。
李明博逆賊一味が300kmと制限されている弾道ミサイルの射程距離を延長してくれるように主人である米国に対して哀乞伏乞した事実はすでに知られている。逆賊一味が共和国北半部全地域を火の海に作るあくどい下心を秘めて射程距離を増やそうとすることに対して北と南、海外の全朝鮮民族が大きな情激を表している。周辺諸国もこれに警戒感を表している。しかし米国はその乞いを拒絶できないふりをしながら逆賊一味といわゆる「協商」を繰り広げて、射程距離を800kmに増やしてやった。そこにはわれわれの「脅威」を口実にして南朝鮮傀儡軍のミサイル攻撃能力を高めてやりわが共和国に対する侵略戦争を有利に運ぼうとする不純な企図が隠されている。
米国がわれわれの平和的な衛星発射を弾道ミサイル実験だと追い立てた事実にふたたび注目をはらわざるを得ない。
これまで、米国は他国の衛星発射を問題視したことがない。しかしわれわれの平和的衛星発射をもってやけどをした小牛のようにおじけづいて、国連にまで持ち込み「議長声明」とか、「制裁」だとかと、騒動を起こした。
これは他国の衛星発射は問題がなく、ただひとつわれわれの衛星発射だけ問題になるという極度の偏見、わが共和国に対する敵対意識の集中的な発露であった。
現在、南朝鮮かいらいに弾道ミサイルの射程距離を増やしてやったのはその延長線から成されたものである。
われわれの平和的衛星発射を弾道ミサイル実験だと言い掛かりをつけることによって李明博逆賊一味の反民族的策動に名分をつけてやり、かいらいをして共和国北半部の全地域にミサイル攻撃を加えるようにしようというのである。
元米国務省副長官だったアーミテージが南朝鮮のミサイル射程距離延長がすでに前に遂げられなければならない「事案」の、北の「挑発」に対する「明白な対応」になるのと言い、擁護したのは米国の不純な企図をかいまみせている。
米国の反共和国敵視政策は昔も今もいささかも変わらなかった。わが共和国を圧殺し、朝鮮半島を占めた後、世界制覇野望を実現しようというのが米国の企図である。
しかしアメリカ帝国主義は誤判してはいけない。
わが軍隊と人民はアメリカ帝国主義と李明博逆賊一味の反共和国軍事的侵略策動に対処して高度の激動状態を保っている。狂犬はこん棒で打ちとるのが上策であるように火をたのむ者には自らつけた炎に焼け死にするようにするのがわが軍隊と人民の確固たる決心である。
偉大な白頭統帥者らが繰り広げた先軍政治で今日、わが軍隊の威力はさらに百倍に力ついた。
先軍の威力とたくましく強化されたわが軍隊の無尽強大な報復打撃戦で敵は骨もかいつままれないであろう。威力な戦争抑止力をととのえたわが軍隊は敵があえて侵略戦争の火をつけるなら祖国統一大戦で決着をつける意志をしっかり固めている。
米軍部好戦勢力は、朝鮮半島で新たな戦争を挑発する下心で李明博逆賊一味を反共和国対決へあおり立てる妄動がもたらす破局的結果に対して深く十分に考えなければならない。
もし反共和国敵対勢力がどうしても戦争の方法を選ぶならわれわれも戦争方式で対応するであろうし、敵にゆき渡るのは死体と死のみであろう。
挑発者は、わが軍隊が久しく前から万端の臨戦態勢をととのえていることを明白に知なければならない。(了)


◎「『情勢解説』北南関係の破壊者たちは峻厳な審判を免れないであろう」「労働新聞」10月12日付

今日、北南関係はいつよりも尖鋭で、緊張状態にある。北南間の対決と緊張状態は時がたつほど激化し、朝鮮半島でいささかの偶発的要因によっても戦争の火元が裂ける危険千万な情勢が醸し出されている。北と南、海外の同胞は和解と団結、統一の熱気で沸きあがるべき祖国の領土に対決と戦争の黒雲が濃く垂れている厳しい現実の前で大きな憂慮と憤怒を禁じ得ないでいる。
わが民族は、対決と戦争ではなく和解と団結、平和と統一を願っている。わが民族の指向と念願が実現されるためには北南関係が6.15時代の流れに乗らなければならない。
6.15共同宣言と10.4宣言は、北と南が全民族と世界の前に確約した共同の統一大綱であり、新世紀祖国統一の里程標である。北南宣言には自主統一と平和繁栄に対する同胞の指向と念願が反映されているし、わが民族どうしでの力で北南関係問題をりっぱに解決できる原則と方法が明示されている。6。15共同宣言と10.4宣言の正当性と生命力は不信と対決の北南関係を和解と協力、統一指向的な関係に転換させた6.15時代の現実を通じて確証された。
北南関係は、ただ6.15共同宣言と10.4宣言の精神に基づいて宣言を全面的に履行していく時だけが発展することができる。
北南関係が今日のような険悪な境地に至ったのは全面的に南朝鮮保守当局の反統一策動のためである。
北南宣言が履行される6.15統一時代がそのままつながった北南関係は今日のような破局的状態に陥らなかったであろう。民族の和解と団結、統一のために捧げた同胞の血と汗は実に献身的であった。
わが共和国は、いままで北南宣言を履行するためにあらゆる誠意と努力を尽くした。南朝鮮から保守「政権」が出現した以後にも6.15共同宣言と10.4宣言に基づいて北南関係発展と平和、民族共同の繁栄のための対話と協力を積極的に実現していく意志を表明した。わが共和国は、北南関係が紆余曲折を経ている時にも、どうにか活路を模索しようとあらゆる努力を払った。民俗祝日である秋夕を契機に金剛山で北と南の離散家族、親戚の対面を行うようにしたのと金剛山、開城観光を再開することなどいろいろな措置を主動的に講じたのも、南朝鮮当局を含む政党、団体との幅広い対話と協商を持つことを提案したのも北南宣言の履行で自主統一と平和繁栄を成し遂げるための誠意ある努力の明確な表示である。
だがわが共和国の誠意と努力にもかかわらず北南関係は破局から抜け出せなかったし、日毎にいっそう悪化した。なぜなのか。まさに南朝鮮保守当局の反6.15策動のためである。
6.15共同宣言の採択から始まった北南関係発展は、南朝鮮で李明博「政権」が出現しながら深刻な試練を受けた。和解と協力を図り、うまく発展していた北南関係は6.15共同宣言と10.4宣言に反対する李明博一味によって悪化の道に入った。李明博一味は、6.15時代の北南関係歴史を「失った10年」だと冒涜しながら北南宣言を全面否定し、対決政策を悪らつに推し進、えた。われわれの対話提案を「原則固守」だとか、「真心性」だとか言う挑発的放言で愚弄し、「対話を5年間しないことがあっても原則なしに北にひっぱられないであろう。」、「任期の末まで南北関係を凍結状態に置く覚悟をしている。」と、悪意に満ちて放言したのがまさに李明博一味である。かいらいがわれわれの度重なる対話提案に対してすべて否定することによって北南当局間に一度も良い対話が開かれなかったし、やっと開かれたのさえ破綻された。李明博一味が自から企てた謀略事件である「天安」号事件を口実として発動した「5.24措置」によって北南協力事業は全面遮断され、北南関係は6.15以前の対決時代へと完全に戻るようになった。かいらいが大国喪に遭った同族に銃口を突きつけ、わが共和国の最高尊厳にあえて挑戦する特大型挑発行為を連続して、強行することによって北南関係はこれ以上収拾することはできない破局状態に陥った。
現実は、李明博逆賊一味こそは北南間の対話と協力事業を破壊し6.15共同宣言と10.4宣言の履行をさえぎった基本張本人であるということをしっかり見せている。
北南関係は、現対決状態ではいつになっても、改善できない。破局に至った北南関係は、現南朝鮮保守一味の対決政策が終わり、6.15共同宣言と10.4宣言が尊重される情勢の下だけで再び自分の軌道に乗ることができる。
李明博一味の親米事大と同族対決策動は、6.15共同宣言と10.4宣言に全く反することとしてわが同胞の指向と時代の要求に対する悪らつな挑戦である。6.15統一時代に南朝鮮に李明博一味のような逆賊の群がいなかったなら北と南の間に不信と対決もなかったであろうし、朝鮮半島に核戦争の危険がつくられる理由もないであろう。今日の厳しい現実は、国内外のすべての同胞をして北南宣言を固守、履行していく道に民族の統一と繁栄があるということをふたたび覚らせてくれている。
南朝鮮で「大統領選挙」が近づくほど北南宣言に対する各候補の見解がすこしづつはっきり現れている。南朝鮮各界ではいま、6.15共同宣言と10.4宣言を履行すべきであるという声が日毎に高まっている。李明博「政権」の同族対決的な「対北政策」によっては、如何なる問題も解決することはできない。これは破局的な北南関係の去る5年間が見せる教訓である。
南朝鮮の各「大統領」候補も現「政権」の「対北政策」が完全に失敗し、政策修正が不可避であるということに対して認めている。
6.15共同宣言と10.4宣言は、民族自主と団結の宣言である。祖国統一はわが民族の自主権を実現するための神聖な偉業であり、北南関係は本質にとって一つの民族として和解と団結を実現する問題である。6.15共同宣言と10.4宣言は、北と南が和解し、団結して自主統一と平和繁栄を成し遂げられる正しい道を明らかにしている。北南宣言の基本精神であるわが民族どうしでの理念には思想と制度の違いを越えて同じ血を分けた同族どうしで和合しようとする民族全員の指向と念願が反映されている。
6.15共同宣言と10.4宣言に基づいて北南関係を発展させ、自主統一、平和繁栄を成し遂げようとするわれわれの原則的な立場には変わりがない。われわれは相手がだれであれ6.15共同宣言と10.4宣言に反対しながらその履行を拒否し、対決を追求することに対して少しも受け入らないであろうし、それに断固と対応していくであろう。
対決政策の撤回と北南宣言の誠実な履行に北南関係改善と朝鮮半島の平和、民族の自主的運命開拓の活路がある。(了)


◎「『情勢解説』サイバー戦争準備に熱を上げる侵略勢力」「労働新聞」10月10日付

現在、情報技術の発展速度は飛躍的に速まりながら人類の文明水準を高度に高め、世界の面貌を改変させることに貢献している。
科学技術発展に基づいて共同の繁栄を成し遂げようとするのは全人類の一様な指向である。
しかし、これに相対するように情報技術まで侵略戦争遂行に悪用するサイバー戦争の準備に発狂的にしがみつく危険な侵略勢力がある。
最近、ロシアの新聞「コムメルサント」は、「米国国防省が攻撃用のソフトを作っている」というタイトルの記事で米国が事実上、将来のサイバー戦争を繰り広げる準備をはじめたと暴いた。それによると最近米空軍は仮想の「敵」のコンピューターネットワークと制御センターを混乱させ、破壊するために用いられる有害ソフトを購買するための入札を宣布したと言う。
入札に関するメッセージには米空軍が「敵」のコンピューターネットワークと制御センターを破壊、弱化、混乱させる能力をととのえようとするとし、とくにディドス攻撃を通じて「敵」の業務システムとサーバ、その他ネット構造を感染させて使えなくし、サイバー空間に関する統制システムを樹立しようとしていると明らかにした。また「敵」に先制打撃を加えられるようにするプログラムについても述べていた。これはそのまま他国に対するサイバー攻撃、情報技術を使用した先制打撃野望の発露である。
これと同時に米国防省高等研究計画局は米国のサイバー攻撃を食い止めることを使命とする「敵」の軍事下部構造対象の保安程度を監視するソフト開発に関する入札を公表した。一言で自分のサイバー攻撃をさえぎる障害物を任意の時間に除去するであろうということである。これによって米国はサイバー攻撃武器というもう一つの戦争武器、侵略戦争手段を手に入れ、世界を威嚇し、狂気をふるう悪意を余地もなく現した。
これまで、米国はサイバー分野での「防御的性格」を口を極めて提唱してきた。サイバー分野において米軍の行動が徹底的に「防御的な性格」を持つであろうと明らかにした米国防省の「サイバー戦略」が発表されたのは遠くない昨年の夏の事である。
しかし、戦争狂信者の本心は手当たりしだいである。知らされたところによればそこから数ヵ月後の12月にすでに米国政府はサイバー司令部にサイバー攻撃武器開発を認可し、そのための資金を割り当てたと言う。その延長で今回、入札公表を繰り広げたのである。
米国のこのような策動をもってロシア外務省のある消息通は、「米国は本質上自らサイバー武装装備競争の幕を上げた。このような行動が招く結果を現在予測することはできない。」と評した。新たな軍備競争として出現するサイバー武器競争に対する憂慮の声と言うべきであろう。
まして問題は、米国がすでにサイバー攻撃武器の実戦使用に着手したことである。代表的な例では、「ストックスネート」ウィルスを利用してイランの核計画を遅らせたことである。
米国のある記者がこのウィルスがホワイトハウスの注文にしたがって開発されて使用されたものだと図書を通じて具体的にあばいたことにもかかわらず、米国行政府は今までもこのはっきりした事実を否認していている。そのような強情な遊びごとで新たな軍備競争の張本人としての自分の正体を隠せるとおもうことこそ、誤算であることは間違いない。
一方、日本もサイバー戦争の準備に入った。
去る9月4日、日本防衛省は陸海空各「自衛隊」の統合部隊として「サイバー空間防衛隊」(仮称)を2013会計年度末に設けることを正式決定した。
この部隊の主要任務が「自衛隊」のコンピューターシステムを保護することだと言いながら将来的には攻撃能力を持ったウィルスを開発することであると付け加えることによって「防御」の外見を装った侵略の毒牙を表した。
続いて9月7日に発表したいわゆる「指針」と言うものサイバー空間について、「地、海、空、宇宙と並ぶ『領域』」であると騒ぎ立てた。その「領域」とは他でもなく戦争場として地と海、空、宇宙だけでなくサイバー空間も再侵略の活躍舞台にし、侵略の刀を振り回し、のさばるであろうことである。
さまざまな事実は、米国と日本こそは世界平和と安定を破壊するもっとも危険な侵略勢力、好戰狂であるということを如実に見せている。(了)


◎「サイバー武装装備競争の序幕を上げた米国」「民主朝鮮」10月11日付

最近、米国がサイバー武装装備開発に本格的に取り掛かっている。報道によると米空軍司令部は敵のコンピューターネットワークと制御センターを混乱させ、破壊する目的で悪性ウィルスが入っている有害ソフトを購買するための入札を宣布した。入札に関するメッセージには米空軍がサイバー攻撃で敵の業務システムとサーバ、その他ネット構造を感染させ、使えなくして、サイバー空間に関する一時的な統制システムを樹立する能力をととのえようとすると強調されているし、敵に先制打撃を加えられるようにするソフトの開発も入る。この計画実行のために米国防省はー段階で1000万US$を支出する用意を表した。
一方、米国防省高等研究計画局も米国のサイバー攻撃に対応する敵の軍事下部構造対象の保安状態を監視するソフトを開発するための入札を宣布した。該当ソフト開発に約1億1000万US$が支出されるようになると言う。
軍事専門家は、米国が発表したこの計画をサイバー武装装備開発競争のー段階だと評している。
米国はいままでサイバー分野において米軍の行動が徹底的に防御的性格を帯びているとかなんとか言いながら自国のサイバー攻撃武器開発事実を極力否認してきた。
しかし米国は、事実上サイバー戦争に対処する準備を隠密に促しながらサイバー攻撃武器開発事業を積極的に推進してきた。
昨年末、米国議会は米国のサイバー司令部にサイバー攻撃武器を開発することを認可し、この事業に莫大な資金を割り当てた。
米国メディアが明らかにしたことによると米国防省はすでに実戦に使用できるサイバー攻撃武器開発に本格的に着手したと言う。「PLAN-X」と命名されたこの計画には、敵軍の通信網とレーダを無力化させることが基本で、全世界数百億台に達するコンピューターの位置を表示した電子地図作成も含まれている。有事の時、敵軍のコンピューターを一挙にして無用の長物にするであろうという方案である。
米国防省が5年間、10億US$以上を投入して行う、このサイバー攻撃武器開発には軍需業体はもちろん、民間大学と電子娯楽器製造業企業まで参加すると言う。
一言で米国はインターネット空間を新たな軍事領域にして、サイバー攻撃武器開発に拍車をかけることによってこの分野において覇権を握ろうとしている。
知られたように、現在、世界的にコンピューターネットワークを通じて悪性ウィルスが広範に伝播されているし、多数の機密データが破壊、漏出、電子業務システムを麻痺させるなどサイバー犯罪が横行している。
問題は、米国をはじめ西側諸国がこのような現象を他国に対する情報戦と内政干渉、侵略策動をもっと露骨化するための口実として利用していることである。
昨年、米国防省は自国でサイバー攻撃のために被害を受ける事件が発生するや否やこれを一方的に外部のサイバー攻撃だと言いながらそれに対応したサイバー武装装備開発の必要性を積極的に主張していた。はては外部から加わるサイバー攻撃を戦争行為と見なし、武力まで使用して報復するという「サイバー戦略」なるものまで発表した。
技術的面から見る時、サイバー攻撃を加えてきた外部のネットワークアドレスを探り出すことはできるがだれがコンピューターでそのような攻撃を加えたのかについては明らかにしにくいと専門家は言っている。サイバー攻撃者を正確に探り出せなかった状態で、だれも軍事的報復措置を講じることを合法化することはできない。
にもかかわらず、米国が勝手に外部のサイバー攻撃が「脅威」になるため「戦争行為」と見なし、報復攻撃を加えなければならないと騒ぎ立てているのはまさしく自分のサイバー武装装備開発を正当化するとともに自分の気分に障る諸国にサイバー攻撃の疑惑をあびせかけて任意の時刻に先制打撃を加えようとするところにその目的がある。
いま米国は、いわゆる「国家安全」の美名の下に他国に言い掛かりをつけながら反帝自主的な諸国に反対するサイバーテロ犯罪を引き続き強行している。
キューバ新聞「グランマ」は自国に反対する米国のサイバー戦争策動を暴露糾弾する記事で、米国がキューバに衛星アンテナをはじめとする設備をひそかに押し入れて秘密インターネット接続を実現し、それを通じて流言飛語を広め、社会的不安定を造成することによってキューバを内部から瓦解させようとしていると明らかにした。新聞はまた米国が最新ソフトを自国に送りこんで政府の統制をうけないネットを形成し、デジタル化された文書を送受信するシステムを確立するなど全ての方法を動員して反キューバ策動に熱を上げているとあばいた。
米国がイランの平和的原子力活動を破綻させるため「ストクスネット」というウィルスを開発し、イランの核施設にサイバー攻撃を加えて正常な核活動を妨害した事実はすでによく知られている。
米国のこのようなサイバーテロ犯罪のために社会経済的進歩と人類の文明発展において資すべきである情報技術手段が「情報戦争」に利用されているし、それは諸国間に対立と摩擦を激化させている。
現在、サイバー犯罪に対して掌握、統制し、それを公正に正確に評価できる国際法的な枠組みが用意されていない。それゆえロシアをはじめとする諸外国はサイバー犯罪に反対するための新たな国際法的性格を帯びる綱領を作成すべきであると主張している。
外信は、日毎に本格化されている米国のサイバー武器開発に強い憂慮を表しながら「米国は本質上自らサイバー武装装備競争の序幕を上げた。このような行動の結果を予測することはできない。」と、警鐘を鳴らしている。
いま世界の多くの諸国はサイバー犯罪の主犯は米国であると糾弾しながらサイバー武器の開発及び使用を禁止することを強く要求している。(了)


◎「なぜユネスコまで愚弄するのか」「民主朝鮮」10月14日付

この世に悪賢さと狡猾性において日本をこえる国がない。他人の背を打ち、肝を取り出す日本特有の悪習が今回、また生きかえり万人の憤激をそそっている。
報道によるといま日本は、九州 地方にある端島(ハシマ)をいわゆる日本近代化の象徴とかなんとか言いながら2015年ユネスコ世界文化遺産に登録しようとしていると言う。
端島をユネスコ世界文化遺産に登録するのがなぜ不当なのかを明らかにするに先だって一体この島がどんな島であり、如何なる歴史的過程を経てきたのかについて議論してみる必要がある。
端島は朝鮮人の経験した血の涙が沁みついた受難の歴史の象徴でもある。島の形が軍艦に似ていて軍艦島と呼ばれ, 島を囲んでいる高い防波堤からとうてい脱出が不可能だといわれ監獄島という別名も持っている端島。
まさにこの島に日帝が挑発した太平洋戦争時期、800人が越える朝鮮人が強制徴用で地下1000mが越える海底炭鉱で強制労働と苦役にさいなまれた。酷い労働状況と劣悪な生活条件にしてここで多数の朝鮮人々が息絶えた。この島を日本は日本近代化の象徴だとか、日本の発展において貢献した産業遺産だとかなんのと言いながら2015年ユネスコ世界文化遺産に登録しようとしているのである。
日本が世界に対して誇れるだけの近代的発展を成し遂げたとすれば、それは全面的に朝鮮人の血と汗の代価である。過去、日帝は多数の朝鮮人を強制連行して本土とアジア太平洋地域の多くの対象に連行して膏血を絞り取った。日帝によって強制に連行された朝鮮人は人間以下の冷遇と蔑視をうけながら死よりひどい強制労働を強要された。食べなくてひもじくて倒れて死んだ人、むち打たれて死んだ人、労働保護施設のないところで働いて事故で死んだ人など朝鮮人々は、蠅の命よりみじめな人生だった。朝鮮人が流した血の跡がなおはっきり残り、恨みをつのらせて倒れた霊魂がなお漂っているこの島に関連して、日本が何かすることがあるとすれば自らの過去犯罪の全貌を世に明かし、被害者に対する謝罪と賠償をすることだけである。
ところが日本はとんでもない口実を付けて、羞恥とのろいの対象である端島をいわゆる「自慢の種」として世界の前に立たせるとしたら、これこそは言語道断であることは間違いない。
ならばなぜ日本がこのような猿芝居をしようとしているのかということである。問題はまさにここにある。
近年、過去日帝の天人共に怒る反人倫的犯罪の真相を告発する資料が引き続き発見されているし、それによって、日本の徹底的な謝罪と賠償を要求する国際的世論がいつにもまして高まっている。
これにあわてた日本反動層が考案したのが自分の過去犯罪の痕跡を世界の文化遺産に変身させようということである。こうなると自分の過去犯罪を美化粉飾するにも都合が良く、過去清算の責任から逃れるところも有利であると判断したのである。
最近、日本反動層が端島だけでなく日帝による朝鮮人強制労働犯罪がもっとも集中的におこなわれた一つである三菱造船所など強制徴用の現場を世界文化遺産に登録するために活躍している資料がそれをはっきりと実証している。
自分の過去犯罪を認め、謝罪し、賠償する代わりに、その責任を回避するためにこんなに手品のような術を使い、狡猾で、鉄面皮に振る舞う国 は、この世に日本しかない。
日本反動層が自分の下心を実現するための術策に国連の専門機構まで悪用しようと策動しているのは、朝鮮民族はもちろん、正義と人類の良心に対する冒涜で、愚弄である。
ユネスコは教育、科学、文化分野において国際的協力を強化することによって世界平和と安全に寄与することを基本使命としている国連専門機構であって日本の過去犯罪などでも包み込む犯罪組織ではない。
神聖な国際機構にまで汚い魔手を伸ばそうとする日本反動層の醜態は当然 人類ののろいと糾弾を得なければならない。
日本が国際機構を推して、過去清算の責任をいかなることがあっても回避して見ようとあがくほど、それはむしろ国際社会の面前で自分のきたない意中を自らさらすのみである。
いま、国際社会は一様に日帝が朝鮮をはじめアジアでおこなった反人倫的犯罪行為を認め、誠意ある謝罪と賠償に進むことを要求している。同時に日本がなぜドイツと相反するように歴史否定、過去清算責任回避政策を追求しているのかということに対する抗議と糾弾の声が日毎に高まっている。
日本が穢れた過去犯罪に対して責任をもたなければならないということは時代的要求として出ている。
日本はアジア人民の血でにじんだ罪悪の歴史を清算せずには、一歩も前進することはできないことをしっかり心に刻み、国際社会の正しい要求に早急に応じなければならない。(了)


◎「『情勢解説』国の国防力強化のために」「労働新聞」10月10日付

中国が国防力を強化するための事業に大きな関心を払って成果をおさめている。中国党と政府は中国の特色ある社会主義建設のためには国の安全が確固と担保されなければならないと考えられている。このことから国防力を固めるための事業を重視し、力強く推し進めている。
軍隊に対する党の指導を確固と保障し、軍人を政治思想的に準備させることを優先的な原則と推している。
中国人民解放軍創建85周年記念宴会でリャングアンリョル国防部長は、これまで軍隊が共産党の指導のもとに民族的独立と人民解放、国の富強を実現することを自分の任務と思い、党と国家、人民のために不滅の業績を成し遂げたと話した。つづけて彼は、軍隊に対する党の絶対的指導を確立することで提起される根本原則と制度を少しも揺るぎなく堅持し、戦いの準備を不断に完備して国の主権と安全、発展利益を賢実に守護することについて強調した。
中国党と政府は時代の要求に合うように人民解放軍部隊の政治思想建設を引き続き推し進めている。
最近、中国共産党中央委員会政治局委員であり、中央軍事委員会副主席であるソ・ジェフが山西省駐屯部隊で調査研究を行った。彼はここでつぎのように強調した。
新しい形勢の要求と任務に合うように政治意識、大勢意識、責任意識をもっと高め、部隊の政治思想建設を大々的に強化すべきである。胡錦涛主席の「7.23」重要演説精神を深く学習、貫徹し「科学的発展の成果を称賛し、歴史的使命を忠実に履行する」教養活動と「政治を重視し、全般を世話し、規律を遵守する」学習、教養活動を持続的に、効果的に行わなければならない。精力を集中して現在のさまざまの仕事がよくでき、終始部隊が政治的確固性、思想的安定と団結、統一を保つようにしなければならない。党と人民が付与したさまざまの任務を高い基準で完遂することによってりっぱな成果で党第18回大会の勝利的な開催をむかえなければならない。
中国では人民解放軍部隊の戦闘力を強化するための事業にも力を入れている。
今年初め中国人民解放軍参謀本部は、全軍に軍事訓練指示を下達して年間軍事訓練課題を組織した。ここには軍事訓練で変革を成し遂げ、共同訓練をとらえて、兵種部隊訓練を強化し、軍事大学の質を高めることに対する内容が入る。
このほかにも軍事訓練指示には全軍と武装警察部隊で国防及び軍隊建設に関するホ・グムド主席の重大戦略と思想を貫徹執行し、軍事訓練の転換を推進することによって、すぐれた成果で党第18回大会を迎えることに対する課題が提示された。
中国は、軍近代化事業に拍車をかけて前進を成し遂げている。中国党と政府は先進的な軍事理論が軍建設発展と進歩の重要な条件や戦争勝利の重要な要素で、軍事実践活動で基礎的であり、先導的の役割を果たすと考えられている。このために軍事理論の革新、発展を力強く推進し、高い資質をととのえた軍事人材養成で質を高めることに力を集中しながら軍建設と軍事戦闘準備に強力な理論及び人材的支援を提供するために力を入れている。これとともに中国では党の軍事理論に対する研究、総括及び宣伝、りっぱな基礎理論研究、重大な現実的問題に対する研究、外国軍隊の先進的理論に対する追跡研究をより重視しながら軍事理論の革新と発展をたえまなく行っている。
中国は軍現代化のために自国で最新型武装装備を開発、生産して軍隊を武装させている。
最近中国の初めての航空母艦「遼寧」号が建造及び試験航行を終え、海軍に正式と引渡された。胡錦涛主席をはじめ中国党と政府の幹部がこの引渡し式に参加し、航空母艦を視察した。航空母艦の主要システムと基本装備はすべて中国が自力で設置し、改造したものだと言う。中国の初めての航空母艦の就役は軍隊の武装装備現代化において重要な前進が成し遂げられたし、国の国防及び軍現代化建設において成果を収めていることを示した。
中国では計画にしたがって人民解放軍部隊らの軍事演習が行なわれている。目的は情報化条件での局部戦争に闘い勝利できる能力を向上させるところにあると言う。
国防力を強化して国の安全を保障するための中国党、政府の努力は広範な大衆の積極的な支持をうけており、大きな生活力を発揮している。(了)


◎「『今日の世界』教育発展のための努力」「労働新聞」10月8日付

「教育はわが国発展において関鍵的な要素になる。それは即ち教育が全地球的競争力の要因になるためである。」
第11回国際投資演壇「ソチ-2012」総会でおこなったロシア首相のこの発言は、現代社会経済発展を奮い起こすことで教育の占める地位と役割を反映したことと言うことができる。世界的に教育に対する新しい評価がくだされている。20世紀初めには一つの国の国力が軍事力や資源によって評価されたなら知識経済時代である今日には教育が国力を表す新しい要因になっている。
強力な国家建設をめざすロシアは世界的な趨勢にそって教育と科学発展において大きな力を入れている。
まずこの部門に対する国家的関心を高めるようにしている。去る5月、プーチン大統領が新たに就任するとサインをした10余件の書類の中には教育及び科学分野と関連した政令もある。そこには科学と教育部門でロシアの達成すべきである指標と対策的問題が具体的に述べられている。
政令によるとロシアは2018年頃に国内総生産高で高度技術及び科学分野製品の占める比率を今に比べて1.3倍に増やす目標をだしている。
このために科学と教育部門に対する国家的投資が優先視されている。最近ロシア首相はある科学都市の高度技術センターを参観しながら製薬工業と生物医学技術を急速に発展させなければならない必要性に対して強調した。現代的な医療設備があるといってもそれを扱う人材を欠いたのがロシアの実態だと言う。人材不足、人材流出はロシアが1990年代から経ている厳しい社会的問題の一つである。現在ロシア科学界には旧ソ連時代に教育をうけた老学者が少なくないと言う。資料によると宇宙部門には62歳未満の責任者が一人もいないと言う。青年人材を養成しないなら旧ソ連時代に蓄積された科学的財貨が一瞬にして光を失うかもしれない。現在ロシア政府が科学と教育部門に莫大な資金と労力を投資することもこれと関連する。
一方、社会的に教育者、科学者を優待する気風を確立することにも力を入れている。教育者、科学者に対する社会的優遇措置は国の発展と未来と直結されている。
最近、ロシア労働社会保護省は10月1日から政府政令に基づいて予算制部門の活動家とくに科学部門と教育部門、軍需部門に服務する公務員の労賃を6%高くすると発表した。労賃だけでなく住宅配当をはじめ生活上多くの側面で教育者、科学者に対する特典と特恵措置もロシア政府の重視している問題の一つである。次に教育の質を高めるための仕事にも深い関心がよせられている。優秀な人材のうしろにはりっぱな師がいる。世界的に名のある大学に対する青年の入学熱意が日毎に高まることもこれと関連する。名のある大学が外国に分校を設けたり、留学生募集、教育同伴者関係樹立、インターネットを通じた研究生教育課程の教育と学位学職授与、外国語を使用した教育など教育サービス市場を拡大するのが世界的趨勢である。これについて、ロシアは国際舞台で競争力を高めて2020年頃に5つ以上のロシア総合大学を世界最優秀大学の隊列に至るようにするための目標を提示した。
ロシア政府は教育方法を絶えまなく改善するとともに教育の効果性を保障することに注意を払っている。学生数が少ない学校、教育レベルが嘆かわしい大学は大胆になくしている。ロシア教育科学省が発表したことによると近年間で約2万個の学校が閉鎖されたと言う。
海外から入ってくる留学生募集事業は経済的利益だけでなく教育機関のイメージを改善することにかなりの寄与をする。現在、ロシアの大学には独立国家協同体加盟国及びバルト海沿岸国からきた学生が約8万人にもなり、そのなかで1万9000人以上が連邦予算資金で学んでいる。
教育機関により多くの学生たちを引き入されるために最近ロシア国家会議は労働査証で滞留中の外国人たちに対する教育障壁を取り除く法案を新たに採択した。法案によると労働ビザを持ってロシアに入国した外国人も教育機関から教育をうける機会を持ち、教育期間にしたがって滞留期日をもっと延長することができるという。近い将来に自国を科学と教育の中心地として整えて国の競争力を高め、社会経済発展を奮い起こそうとするロシア政府の動きはもっと活発になるであろう。(了)


◎「『情勢解説』対イラン敵視政策の産物」「労働新聞」10月12日付

去る3日、米国務長官ヒッラリーが対イラン制裁目的が実現され、残ったのはイラン政府が核計画について、国際共同体と「りっぱな信頼方式」を持って真摯に協議し、核放棄のための自分の義務を履行するよう米国が説得することだけが残ったと述べた。彼女はイランが自国の要求に応じてくれば制裁が迅速に解除されると付け加えた。いまただちに核計画をあきらめろという主張である。
最近、イランの貨幣価値が下がった事実をもって、制裁がイランに大きな作用をしたと断定しているヒラリーはことばどおり、脅し半分、懐柔半分でイランの気概をはなから折る準備をしている。
これで不当な制裁措置が該当諸国の経済を破壊と社会的懸念を起こす禍根であり、米国がそれを他国に対する支配実現の道具として使っていることがいっそう明らかになった。
米国はまさに、そのような手法でイラクを破局へ追い込んだ。知られたようにペルシャ湾岸戦争以後、米国は国連を動員してイラクに関する10余年間にわたる制裁を実施した。それ以来、イラク経済が嘆かわしくなると米国はイラク指導部が人民に不幸と苦痛を与えているという流言飛語を流布させるかたわら、米軍事装備の「威力」に対して大々的に喧伝しながらこの国に威圧を加えた。それは政府崩壊を狙った卑劣な心理謀略転の極致であった。それが効果を見たことは言うまでもない。
これから面白味を見た米国はイランにも同じ手法を適用している。
専門家はイランに対する米国と欧州連合の制裁とイスラエルの攻撃脅威がこの国の貨幣価値を落とした主な原因になると主張している。
貨幣価値の下落でイランで物価が不安定になっている。それが人々の生活に苦痛を与えている。
米国はまさにこれを狙った。
去る7月、欧州連合を推してイラン産原油輸入禁止措置を講じるようにし、最近、イラン中央銀行に対する追加制裁を断行したのはそのような目的を達成するためである。イラン国民をして政府の経済政策に対する不満を抱くようにしてくさびを打ち込もうということである。
ヒラリーがイランの「核兵器開発」に対する国際社会の制裁が効果的だと言いながらこれとは別にイラン指導部のためにイラン経済が悪化しているとしたのはそれを実証している。
イランの「核問題」に関連したイスラエルの突然な態度変化がそれに信憑性を加えている。
今日、イスラエルはイランに関する経済制裁を強化する戦略へ方向転換している。それは対イラン軍事的威嚇を加えてイランの譲歩を引き出そうとする従来の戦略が国際社会から排斥をうけることにも原因があるのであろうが、米国など欧州連合が推進する制裁の効果がより大きいと判断したからである。そのために対イラン制裁をいっそう強化することを米国とヨーロッパ諸国に要求しようとしている。
これまでイスラエルではイランとの戦争論が支配的であった。最近、行なわれた世論調査でも応答者たちの大多数がイランとの戦争可能性が高いと言った。彼らの見解はイスラエルがイランとの戦争に関与するようになる機会が多いことである。
去る3日、イスラエル副首相が「今こそは制裁を強化すべきで時である.」と大言したかと思えばイスラエル財政相は「制裁のためにイランの石油輸入が大幅に落ちこんでいる。」と快哉を叫んだ。
今回、ヒラリーがイランが「融通性」を見せれば、制裁問題が迅速に「解消」されるとふざけた話しをしたが、それははじめにすぎない。
帝国主義者に一歩、譲歩すれば十歩、百歩の後退をもたらすことになるということは歴史が証明した真理である。米国の行跡を通じてもそれを知ることができる。。もし、イランが後退する様子だけ見せれば米国はまた他の付帯条件を引き続きだしながら息の根をしめつけようとするだろう。
国防力を強化して強大な戦争抑止力を備えることだけが国と民族の尊厳と自主権を守ることができるということは歴史の教訓である
これは中東地域に反帝自主的な国がこれ以上存在してはいけなく、ただ米国に順応する原理だけがなければならないという米国式ごう慢性、思考方式に対処できる唯一の手段である。
米国が中東地域に関する安全な支配秩序確立のためにイランをいかなることがあっても制圧しようとするが事が思い通りできるかどうかはさしおいてみなければならない。世界に純粋に奴隷として生きることを望む人民はいない。
イランは自国での核政策変化を期待するなと米国に忠告しながら国防力強化措置を引き続き講じている。これは敵対勢力とあくまでも抗戦しようとする意志の発現である。
さまざまな事実は米国の不当な制裁策動が他国の自主権を侵害し、人民の生命と安全を深刻に脅かし、国家テロ、主権テロを実現するための手段になっていることをしっかり見せている。(了)


◎「『今日の世界』新しい衝突を予告する『スパイ事件』」「労働新聞」10月15日付

最近米国のニューヨーク裁判所が11人のロシア人らがスパイ嫌疑で起訴されたことを公表した。起訴内容は彼らがロシア軍部と情報機関のために軍事技術機材を渡したことである。米国の該当当局者はこれについて伝えながら中心的な容疑者が二重国籍を持っているロシア人であり、彼がテキサス州にいるアークエレクトロニクス会社を通じて誘導及び監視システム、レーダ、起爆装置製作に必要な極小型電子製品をロシアに渡したと騒ぎ立てている。
ロシアが米国の主張を反ばくしている。
ロシア副首相は、米国で騒ぎ立てている「スパイ事件」に対して評しながら逮捕されたロシア人の中でだれも自国に極小型電子装置を提供しなかったと主張した。そのようなことから事件がだれかに一定の意味を持つことができるだろうが、根拠はありえないことを強調した。
ロシア外務省次官は米国が抑留した容疑者の中には自国以外の国の公民もいるということに対して言及し、今回の事件に不明確な点がきわめて多いことを示唆した。
総体的にロシアの立場は、米国の確証できる証拠もなく、自国に言いがかりをつけているということである。そうでなくても米国は手のつけようがなく自分の主張だけを固執しながら自国内で反ロシア感情を呼び起こしている。
かなりのロシア人は、米国のこのような対応を気にくわないようで、米当局者が政治的目的から事件を人為的に操作していると不決感を示している。元ロシア連邦安全局長であり、ロシア国家会議安全委員会メンバーのニコライ・コバリョブは今回の事件が米国でまじかに予定される大統領選挙ためにわざと拡大したものだと言った。
彼は、世界的にかなりの政治家らがロシアを第一の敵手とみる方法で出世していると言いなから、米国も例外ではないということ、米国では大統領選挙のようなことがある時には事前につねに必ずロシアと連関した、このようなスキャンダルが発生していると指摘した。
一理がある見解である。昨日もそうだったが、米国の政客にとって反ロシア感情を高揚させるのは自分の人気を上げる手段になっている。彼らはなにかといえばロシアの人権問題に言い掛かりをつけるかと思えば、いわゆる事件が裂ければロシアと連関させて騒ぎ立てながら反ロシア世論をつくりあげている。そのために米国ではロシアが米国の対外政策実現に障害をもたらす危険な国家であるということ、ロシアとは強硬に出なければならないということなどが政客の一つの固まった思考方法になったという声まで出ている。
現実がこうなので、今回の事件も不純な政治的目的を狙った政客の作用によって誇張されたものではないかと言うのが分析家の見解である。
事はそうであったとして、問題はそれがもたらす結果である。
いま、ロシアと米国は、戦略的利害関係から多くの問題でそれぞれ異なる見解と立場を取りながらすったもんだ言い争い、合意点を探しあぐねているし、対立と摩擦が深刻になっている。ヨーロッパミサイル防衛システム樹立問題で集中的に現れている。
米国はヨーロッパミサイル防衛システムが誰かの「ミサイル脅威」から同盟国を保護しようとすることという板についた話しをしている。それとは反対に、ロシアはそれがはっきりと自国を狙ったものであり、いわゆる「ミサイル脅威」説はそれを合理化するための口実であると主張している。
一言で、米国のヨーロッパミサイル防衛システムは、戦略的バランスを破壊し、それを自国に有利に変えるためのものいだというのである。お互いが相反する主張をしている状況で、いわゆる妥協が成し遂げられることはない。各自が自分の方向に向かっている。米国はヨーロッパミサイル防衛システム樹立を引き続き進めようとし、ロシアはそれに対応した措置を講じている。これは他の分野にも影響を及ぼして全般的な両国関係を悪化させている。
ブット事件とマグニツキー事件も両国関係の緊張を増している。去る4月、米国ニューヨークのある裁判所はロシア公民であり、企業家であるウィクトル・ブットに不法的な武器商売と殺人容疑をあびせかけ、彼に25年間の自由剥奪刑を言い渡した。
ロシアが自分自身の調査を通じてブットに対する起訴が誇張されており、物理的及び心理的に耐えることはむかしい方法を適用して罪を認定させようと試みたことを明らかにした。
ロシアが事件の不当性に対して暴露して、ただしく身の処し方を要求したが、米国は強情をはりながらロシアを非難した。
最近も米国はマグニツキー事件に関する名簿のようなものを発表してロシアとの関係をア悪化させている。泣き面にハチのように大統領選挙を狙った政客の反ロシア的な強硬発言は、事態を険悪な境地に導いている。
露米関係は、完全に不安定な状態にある。このように言っても、過言ではない。
いま分析家は、このような環境の中でまたしても起きた「スパイ事件」が、この新しい露米衝突の触媒剤に成りうると言っている。ここで明白なのは今後も米国でだれが大統領地位を占めても利害関係の対立から両国関係が簡単に解決しないということである。(了)

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