╋╋・‥…☆KPM週刊ダイジェスト☆vol.162  2012年10月31日配信…・╋╋

このメルマガは、朝鮮情報データベース「KPM」http://www.dprkmedia.com/
をご利用になっている皆様へお送りしています。

∽INDEX∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

●ニュース

・「社会主義富貴栄華/朝鮮式経済復興の方法(1)」「威嚇時代の終結/繁栄のための投資拡大」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月25日付
・「社会主義富貴栄華/朝鮮式経済復興の方法(2)」「党を支える斥候隊の活用」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月26日付
・「月間平壌レポー(2012.10)『文化生活のレベルアップ』」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月29日付
・「『取材ノート』あたりまえの光景か」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月31日付
・「人民俳優が選んだ第2の人生/万景台学生少年宮殿声楽指導教員チョン・ヘヨンさん」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月31日付
・「平壌市内の公園をいっせいに改修保守」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月31日付
・「第23回全国ソフトコンテスト及び展示会おこなわれる」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月29日付
・「外国語翻訳の迅速性を保障」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月29日付
・「自前の体育村を建設運営」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月29日付
・「成功の秘訣は野心と品性」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月29日付
・「4.25チーム、鴨緑江チームが優勢」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月29日付
・「平壌市チームが鉄道省チームを2―1で下す」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「朝鮮新報平壌支局版」10月29日付
・「人民消費品生産運動の炎を燃え上がらせて」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「労働新聞」10月26日付
・「軍民の団結した力で平壌市公園がりっぱに整備されている」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「労働新聞」10月31日付
・「効果をあげる朝鮮式翻訳工程サポートシステム」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「労働新聞」10月26日付
・「科学技術で生産の突破口を」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「労働新聞」10月25日付
・「第23回全国プログラムコンテスト及び展示会閉幕」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「民主朝鮮」10月26日付
・「朝鮮外務省スポークスマン、米国務省対朝鮮政策特別代表の妄言を糾弾」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「民主朝鮮」10月26日付
・「国連総会第67回会議4委員会会議で朝鮮代表が演説」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「民主朝鮮」10月26日付
・「5年ぶりに再び露わになった『BBK』事件」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「民主朝鮮」10月25日付
・「『情勢解説』ドル支配システムに挑戦するブリックス」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「労働新聞」10月26日付
・「『情勢解説』研究員の仮面をかぶった謀略士」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「労働新聞」10月27日付
・「『情勢解説』(中国共産党)第18回大会をひかえて」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「労働新聞」10月31日付
・「『情勢解説』激しく繰り広げられる大統領選挙戦」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「労働新聞」10月29日付

●お知らせ

・新着雑誌の掲載情報

□■ニュース□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

◎「社会主義富貴栄華/朝鮮式経済復興の方法(1)」「威嚇時代の終結/繁栄のための投資拡大」
自衛的国防力による局面転換

「いま、朝鮮では党と国家、軍隊の最高指導者である金正恩元帥の賢明な指導のもとに経済強国建設と人民生活向上のための闘いが力強く繰り広げられている。」-去る10月米国ニューヨークで行なわれた国連総会第67回会議で朝鮮代表は、経済復興戦略の本格的な推進が最高指導者の構想と意図にしたがったものだと述べた。
大胆で、独創的なその戦略は、人民が社会主義富貴栄華を思う存分享有できるようにすることに目標を置いている。

4.15演説で提示

「4.15閲兵式演説で闡明された目標は必ず実現されるであろう。」
現在、国の重要的な位置で働く幹部たちは、人民のために足がすり減るほど歩き、また歩きながら仕事の現場では経済建設分野で起こる決定的転換の確信をかさねて表明している。
わが人民が二度とベルトをしっかり締めあげずに済むようにし、社会主義の富貴栄華を思う存分、享受するようにしようというのがわが党の確固たる決心である-金正恩元帥が4.15演説で提示した経済復興の表象である。
幹部は、その目標の実現される根拠はその演説の中にあるという。
軍事技術的優勢はこれ以上、帝国主義者の独占物でなく、敵が原子爆弾でわれわれを威嚇恐喝していた時代は永遠に過ぎたという一節がまさにそれである。
朝鮮はすでに核保有国になった。
また最近、国防委員会がスポークスマン声明を通じて明らかにしたように人民軍の長距離ミサイルは米国本土までを命中打撃圏に入れている。
朝鮮の指導者たちはいつでも国防力強化に力を集中してきた。
まして敵対国の軍事的脅威が極度に達し、国の生死存亡がかかった対決戦が激しく繰り広げられる局面では砲弾が砂糖より更に貴重だった。
4.15演説の前日、朝鮮人民軍武装装備館がオープンした。
長距離ミサイルも展示された武装装備館の解説講師は、「ここは朝鮮の自衛的国防力の縮図」だと言い「われわれがベルトをきつく締めながら作った武装装備がどのようなものか、いまはその一端を見せる時になった。」と話した。
朝鮮は、一方的な核脅威恐喝時代にピリオドを打った。
人民生活向上と経済強国建設に照準を合わせた政策の作成と推進が感知されている。
自立的民族経済の土台を堅固に築いて、すべての部門で生産的高揚を起こすための対策が講究され、必要な国家投資がおこなわれている。
9月に行なわれた最高人民会議第12期第6回会議では、12年制義務教育実施に関する法令が採択された。
知識経済時代の人材育成のために莫大な財政支出が伴われなければならない義務教育の1年延長を断行した。

国際環境の変化

7月に竣工された綾羅人民遊園地をはじめ首都のあちこちに大規模なアミューズメントパークが設けられている。
遊園地総局関係者は、「生活は一朝に解決しない。それでも遊園地をたずねて歓声をおもいっきりあげる時には4.15演説のその一節が実践へ移されていると実感する。」と、指摘する。
一方的な核威嚇恐喝時代の終結は、対外経済発展の新しい条件も用意している。
羅先、黄金坪をはじめ特殊経済地帯の開発運営事業に関与している合弁投資委員会の関係者は、「先見がある外国投資家たちは核保有国になった朝鮮が政治軍事的に安定していると判断する。」とし、対外経済関係拡大に対する楽観論を述べた。
いま、対外経済の実務を司どる関係者の中では、朝鮮の地政学的条件に関する最高指導者の主体的観点がこの分野においても貫徹されていくであろうという主張が多々ある。
4.15演説には、昔もいまも国の地政学的位置は変わりないが列強の角逐戦場に悲惨に踏みにじられていた過去の弱小国が今日は堂々たる政治軍事強国に変わったという一節がある。
どの国も勝手に手出しできない強国の地位を確保するようになった。
4.15演説で、力と勇気を得た経済関係者は「金正恩時代の朝鮮は、アジア発展の要衝地になる」という展望をすでに出している。(了)


◎「社会主義富貴栄華/朝鮮式経済復興の方法(2)」「党を支える斥候隊の活用」
実践に移される「人民の役にたつ!」のスローガン

10月中旬、人民軍軍人の集いがおこなわれた。平壌市内の公園を新世紀の要求に沿うよう改装するようにとの最高司令官の命令貫徹に決起する集会だった。
今年に入り平壌で行なわれた大規模工事の万景台と大城山の遊戯場改造補修、合掌川と普通江整理工事も人民軍隊が担当した。

飛躍の原動力

金正日総書記が軍隊に課したスローガン「人民の役にたつ!」-金正恩時代の始まりにスローガンの生命力は、いっそう大きく誇示されている。
4.15閲兵式演説は人民軍将兵が経済強国建設と人民生活向上のための主要戦区ごとで不可能を知らない革命強軍の威力を引き続きとどろかし、大高揚進軍の突破口を切り開かなければならないと指摘した。
朝鮮人民軍の軍旗-軍隊が人民のために服務すべきであるという規律と行動準則は現在、より高い要求で強調されている。
最高司令官に共和国元帥称号を授与する決定が発表された日、ヒョン・ヨンチョル総参謀長は人民軍将兵の集いで「最高司令官は人民軍隊が永遠に領袖の軍隊、党の軍隊としての革命的性格を固守していくように指導し、人民軍隊の全般事業で一大転換が起きるようにした。」と、討論した。
彼は、全軍を最高司令官と志を共にする「組織的全一体」に作るであろうという決意で討論を結んだ。
「領袖の軍隊、党の軍隊」が経済強国建設の主要戦区に進出することによって、社会の紀綱を正す契機点も築かれつつある。
万景台遊戯場の改造補修の過程が代表的実例である。
去る5月現地を見回った金正恩元帥は、人民のための施設を正常に管理できなかった幹部、従業員たちを厳しく叱責し、新世紀の要求に合うように遊戯場を変貌させる課題を同行した崔龍海総政治局長に下した。
最高司令官の命令を貫徹するために昼夜を問わず作業を繰り広げる軍人の姿を見て、遊戯場の幹部、従業員たちは自覚した。
4カ月余りの期間中の工事が彼らの古びた思想観点と仕事振りに終止符を打った。
軍人の中では消極性と保守主義、沈滞とあしぶみ、技術神秘主義が少しも許されない。
命令に対する人民軍隊の応えはただ一つ「わかりました。」である。
今日の経済強国建設は、それぞれの条件がすべて保障された日常事ではない。
朝鮮の最高指導者は如何なる困難の前でも躊躇せず、課題を一気にやり遂げる人民軍隊の革命性と戦闘的気質を飛躍の原動力と見なし、それを全社会に浸透させている。

強盛国家の公式

「人民の役にたつ!」というスローガンが象徴するのは軍人を工事現場に建設力量と派遣する事だけではない。
国防工業を最先端科学技術の土台の上に確固と至るようにする過程も他の工業部門の発展を奮い起こし、国の経済発展を科学技術的に裏付けるようになる。
いま朝鮮は、自分の国家発展戦略によって自立的原子力産業の建設を促している。
国産衛星を打ち上げる計画も中断なく推し進めている。
宇宙開発の過程に確立された先端技術は、人々の生活に関するあらゆる経済部門に活用される。
米国をはじめ敵対国は、朝鮮のこのような経済発展努力をなにかと、軍事的目的と結び付けながら濃縮ウラン計画だの、長距離ミサイル実験だのといいがかりをつけている。
今年の国連総会でもこの問題が言及された。
朝鮮代表は、演説で米国が敵視政策を放棄しない限り、朝鮮の核保有はやむをえず長期化されざるを得なくなると警告した。
そして朝鮮が、「責任ある核保有国としての本領を期すこと」であり、「平和的な宇宙及び核エネルギー開発と利用も引き続き推進する」と断言した。
朝鮮の国家発展戦略、軍隊を掌握した、指導者の強盛復興構想は、「経済」と「先軍」を対峙させることがない。
4.15演説は、「一心団結と不敗の軍力に新世紀産業革命を加えれば、それはそのまま社会主義強盛国家」だという公式を出した。
自衛的核抑止力を放棄して、武装解除すれば経済発展の条件を与えようと誘引する敵対国の計略術ははなからこの国に通じないのである。(了)


◎「月間平壌レポー(2012.10)『文化生活のレベルアップ』」「朝鮮新報平壌支局版」10月29日付「モランボン」、「マンギョンデ」党創建日のふたつの風景

10月10日、朝鮮労働党の創建記念日に際して、平壌市内の劇場では様々な音楽界が開かれた。
金正恩第1委員長は、市民らと一緒にモランボン楽団の公演を観た。

若者の音楽

モランボン楽団は、第1委員長によって結成されたポップス・グループ。
女性ボーカルと電子楽器による演奏を組み合わせ公演を行う。
ディズニ-映画のテーマソングをメドレーで歌った7月の「示範公演」は、対外的にも大きな反響を呼んだ。
10月10日の公演も、労働党をテーマにした歌曲を爽快なリズムと多彩なコーラスで聞かせた。
  テレビで「示範公演」を初めて観た多くの市民が「衝撃的だった」と語る。
「ニューミュージック」に対する感想は一様ではない。斬新な楽曲と大胆な演出に好感を持つ人々がいれば、若い女性歌手の歌唱力に難点があると指摘する向きもある。
初公演から3ヶ月。積極的支持派ではない市民からも、「女性たちの容姿が洗練され、歌も上達した」との評価を聞くようになった。既成の枠を破った新たな公演スタイルは、人々の中に着実に浸透している。
今回の公演でも「サプライズ」があった。
党の路線を貫徹する青年建設者をテーマにした「ウドゥンプル(たき火)」というタイトルの楽曲では、女性コーラスグループがリズムに合わせてステップを踏み、腕を振った。
彼女らが、歌とダンスを融合させた演目を終えると、爆音とともに舞台の周りに火花が散った。
第1委員長は、モランボン楽団の公演を、主に30代以下の若年層を対象に構成するように指示したと伝えられている。以前は、音楽の嗜好を世代別に区分し、異なる舞台を演出するようなことはなかった。
第1委員長が観覧した「10.10公演」は、その後、4日間にわたり続いた。
大ホールには連日、大学生をはじめとする多くの若者が詰め掛けた。
女性コーラスグループが出演する場面では、男性客からの大きなエールが響いた。

遊戯場の歓声

10月10日、約5ヶ月間にわたり営業を中止していた万景台(マンギョンデ)遊戯場がリニューアル・オープンした。
去る5月、第1委員長が現地を訪れ、ずさんな施設管理を続けていた責任者と従業員を叱責し、人民軍に遊戯場の再建工事を命じた。
党創建記念日には、万景台に市民らの明るい笑い声が久々に響いた。
文化生活の水準向上」は、第1委員長が強調する重要政策課題のひとつだ。
モランボン楽団のような音楽分野以外にも、取り組みがある。
現在、大きな予算が投じられているのが、市民に「憩いの場」を提供するための公共事業だ。
平壌では今年7月、大同江の中洲、綾羅島に最新設備を誇る遊園地がオープンした。
1980年代に建設された万景台、大城山の遊園地も全面改装された。
遊園地の次は、住民区域にある公園の全面的なリフォームが始まった。
対象は、市内にある88ヶ所の公園で、総面積は300万㎡。工事には、遊園地建設と同じく人民軍が動員され、地域住民も作業に参加している。
地域の実情に合わせた公園がデザインされ、ブランコ、すべり台といった遊戯施設だけでなく、ローラースケート場やミニゴルフ場、バスケットやバレーボールのコートなどスポーツ施設も建設されている。
公園リフォームは、第1委員長の指示により、10月19日から始まった。
工事は急ピッチで進み、現場は日々、見違えるほどに変貌を遂げている。
「寒くなる前に、工事を完了させよ」という第1委員長の指示があったという。

建設のリズム

経済生活が一朝にして改善されなくても、人々の日常には変化が見てとれる。住民は、公園で土木作業に汗を流し、平壌市人民委員会の職員は、事務所を離れ、現場で業務を遂行している。
市の園林管理局に務めるピョン・ウンソプさん(48)も、工事が始まった19日から仕事のスタイルが一変した。携帯電話を片手に市内の公園を駆け回る毎日だ。
「住民にとっては、自分たちの生活空間。やりがいがある作業だ」。
公園のリフォームによって「平壌の垢抜け(???)」を実現すると語るピョンさんの一日は、音楽とともにある。久々の体験だという。
工事現場では、中学生の吹奏楽団や青年同盟の機動宣伝隊が歌と演奏で建設者たちを鼓舞している。
工事現場には、10月にちなんで労働党をテーマにした楽曲が多く流れていた。
モランボン楽団が演奏した曲もあった。
アップテンポのリズムが、建設ラッシュが続く平壌の風景にマッチしていた。(了)


◎「『取材ノート』あたりまえの光景か」「朝鮮新報平壌支局版」10月31日付

短期訪問で平壌に訪れた総聯同胞たちを取材した。
短期訪問団は、各地域ごとに年間数十回にわたり企画されている。
訪問目的の主な目的は、祖国で暮らす家族や親戚との再会だ。
そんな訪問団の取材現場では、同胞の平壌出発時いつも人々の涙が溢れている。
十数年ぶりに訪れたという高齢の同胞女性は、祖国訪問直前まで病床にいたという。飛行機の乗り継ぎと長距離移動の疲れにより、平壌に着いた頃には「立っているのがやっとだった」。
滞在期間、市内参観時はもちろんホテル滞在中も親戚たちと共に過ごしていた。
出発の朝、空港に向かうバスに乗った女性とその親戚たちは、涙を流しながら窓越しに手を取り合っていた。
私にとっては今回が人生最後の祖国訪問になるかもしれない」
丸1日の飛行機移動は、体力的に限界だと語る。
「それでも、船がまた通うようになれば」と、諦念まじりに漏らした。
こうした言葉を口にするのは、高齢同胞だけではない。
航空便を利用する祖国訪問は、財政的な問題から諦める同胞も少なくない。
日本の経済制裁により、「マンギョンボン―92号」の入港が禁止され6年が経過した。
飛行機での祖国訪問は、もはや「あたりまえの光景」になりつつある。
また会おう」と言うあいさつも出来ないままただ涙を拭う同胞の姿を見ながら、当局のこうした措置がどれだけの人々の心を苦しめてきだろうかと改めて感じた。
不当な制裁措置は、早急に解除されるべきだ。(了)

◎「人民俳優が選んだ第2の人生/万景台学生少年宮殿声楽指導教員チョン・ヘヨンさん」「朝鮮新報平壌支局版」10月31日付
「祖国愛、いっしょに継いでいきましょう」

チョン・ヘヨン-日本公演で在日同胞に関わる歌を切々と唄い、同胞の涙をさそった「ピョンコマ(ピョンヤンからきた児童芸術団)」の代表格、歌「フィッパラム(口笛)」で一世を風靡したボチョンボ電子楽団の人民俳優である。
だれもが知っている名歌手は、昨年8月から万景台学生少年宮殿の声楽指導教員として後世の教育事業にたずさわっている。

もうひとつの希望

「声楽指導教員と歌手は違います。私にとっては初めての経験なので仕事が思い通りにならない時が多く、…子供たちとともに学びながら成長しています。」
芸術と体育、科学探求をはじめとする課外活動の拠点である万景台学生少年宮殿には現在約5000人の学生が通っている。
音楽部門では声楽を習う学生の比率が高い。
チョン・ヘヨンさんは現在、小学校1学年から中学校6学年まで20人の学生たちを担当している。
チョン・ヘヨンさんの母親は国語教員だった。父親も中学校で青年同盟の指導教員として働いたこともある。
「幼い時の私の想いでは、友だちとの『教員ごっこ』。いつも私が『先生』役をやりました。ボチョンボ電子楽団の歌手として活動する時にもいつかは教員になる希望を実現したいと考えていました。」
宮殿に通う学生たちが課外授業でうける声楽教育は、歌手養成のためではない。
音楽の専門教育は、チョン・ヘヨンさんが学んだ金星学院や芸術学院のような機関でうけることになる。
「私の役割は、専門家ではなく、知・徳・体をととのえた人材を育てること、歌手にならなくても、人々が社会生活の多くの場面で歌をよく唄えるようになればどれほど良いでしょうか。朝鮮には『大衆芸術』という言葉があります。」
宮殿では定期的に学生たちの技量発表会が行なわれる。
「うまくできない時にはもどかしくて『自分が出て唄えばよいのでは』と、そのような気持ちになることもあるが、学生たちが技量を十分に発揮して高い評価をうけた時の喜びとはすべて言いあらわせません。」

天性の開化

チョン・ヘヨンさんは、2~3歳の時、テレビからながれる歌劇「血の海」の歌、「泣かないでウルナムよ」をだれかにおそわったのでもないのに、とても上手に唄い近所の人々を驚かせたと言う。
幼稚園に通う時、すでに平壌学生少年宮殿の児童クラスで歌を学び、11歳になる年には学生たちの新年を迎える迎春の公演で初めて独唱をひれきした。
彼女が第2回平壌学生少年芸術団のメンバーとして日本を訪問したのがまさに、この年(1983年)である。 新年を迎える迎春公演での独唱は、それ以来、4年連続、任された。
「主席は、子供たちが少しだけよくしても、一番最初に拍手をしてくれ…総書記も、主席がよく覚えている子供だといって、いつも関心をよせてくれました。」
チョン・ヘヨンさんは、金星学院を卒業し、ボチョンボ電子楽団の中心歌手として活躍した。
指導者たちの配慮と人民の人気の中で彼女は、自分の才能を思う存分花咲かした。
人民俳優の称号を授与され、外国公演の経験も多い彼女が、いまでも感慨深く振り返るのは日本公演の日々である。
東京での最後の公演で11歳の少女は、「祖国の愛は暖かい」をのどを詰まらせながら唄ったため同胞で満員の客席を涙の海にした。
舞台を終えたあと、芸術団の総演出家は、感情を抑制しなければならないときになぜ泣いたのかと叱っていたが少女は、涙を流した理由を自分でも説明できなかったと言う。
「同胞らとの別れ、帰国する喜びがこもった胸に複雑な感情になったのは、事実ですが、時間が経つにつれて涙をながした理由を考えて見ると、公演を控えてその歌を習った時にすでに感動があったのです。海外同胞子女たちの教育のためにお金を送ってくれる国、近くにいる息子や娘より遠く離れた息子や娘を先に考える指導者の父母愛.それこそ朝鮮だけに有る現実です。」

朝鮮の誇り

チョン・ヘヨンさんは、外国公演の舞台に立つ度に「朝鮮で生まれなかったら、今日の成功はなかった」と考えた。
彼女にとって、幼い時の日本公演は、「祖国の有難さ」を異国の同胞とともに刻んだ日々であった。
そのとき同胞らは、平壌からきた学生少年芸術団メンバーを実の子のように気を配った。
「歌詞にあるとおりの光景、日本には指導者を仰ぎ慕いながら自分の生活より祖国をまず考える同胞がいました。」
芸術団メンバーの食事を用意してくれた「女性同盟のオモニ」たちが祖国の歌を謡いながら「同胞を取り戻す運動を力強く繰り広げる話し」をおもしろく聞かせてくれた、その場面がなつかしいとチョン・ヘヨンさんは言う。
そのときからほぼ30年の歳月が経った。
後世の教育を第2の人生の道と定めた過去の「ピョンコマ」は、変化した環境の中で「同胞社会拡大運動」を繰り広げる総聯の活動家、同胞に真心のこもった願いのメセージを送った。
「私たちの変わらない祖国愛、異国でもその熱い心は代を継いでしっかり継承されていくであろうと私は信じます。」(了)


◎「平壌市内の公園をいっせいに改修保守」「朝鮮新報平壌支局版」10月31日付
平壌全域に軍民団結の絵巻/「過去の歴史にない出来事」

全首都が創造の熱意で沸いている。
平壌市内にある公園の改修保守工事がいっせいに行なわれている。
工事には人民軍軍人が動員されている。
住民たちも自分の住む区域の休息の施設をもっとりっぱに整備するための作業にこぞって乗り出している。

最高司令官の指示にしたがって

工事対象は、市内にある主要公園である。 総面積は300万㎡に達する。
これまでも人民軍隊は、平壌市内の多くの建設対象を受け持って行った。
今年に入っても、万景台と大城山の遊戯場保守改修、合掌川と普通江整理工事を行った。
ところが軍人たちが首都の全域で同時多発的に「建設戦闘」を繰り広げたことはありふれたことではない。
平壌市人民委員会の関係者は、「わが国の先軍歴史にもなかった出来事」であると話す。
工事関係者によると、平壌市内の公園整備の状況を了解した金正恩元帥が改善補修工事を指示し、10月19日から作業が始まったと言う。
「指示」には二つの課題が含まれた。
遠い将来にも遜色がないように公園をもっとりっぱに整備して、工事を寒くなる前に終えなければならないということである。
最短期間に首都の公園を変貌させる工事は、遊戯器具に塗装するような過去の補修工事とは次元が違った。
白頭山建築研究院、平壌建設建材大学の専門集団が各区域に派遣されて、現地の実情に合うように「スポーツ公園」、「遊戯器具公園」など特色ある形成案を出すようにした。
軍人建設者は、提示された設計図にしたがってローラースケート場、バトミントン場、ミニゴルフ場、そしてバレーボールコート、バスケットボールコートをはじめ体育場を整備している。
また歩道ブロックを敷き、緑地を造成し、すべり台、船型のブランコをはじめとする遊戯施設を設置している。
最高司令官の指示を貫徹する仕事である公園保守改造は、ふだんの土木工事、一般の公共事業ではない。
首都の至るところに広がった軍民団結の絵巻は、朝鮮の独特な国家建設方式の縮図である。
金正恩元帥は、国防に責任をもった人民軍将兵が経済強国建設と人民生活向上のための主要戦区にも積極的に進出して役割を果たしていくことによって復興の突破口を切り開く方針を打ち出した。
大々的に繰り広げられる公園の改修保守もそれにしたがったものである。
いま、工事現場の風景は一日が見違えるほど変わっている。
軍服すがたの建設者は「人民が軍人を誇り、追憶できるように公園をりっぱに整備する。」と、昼夜が別にない作業を繰り広げている。
下達された命令を無条件貫徹しようとするこのような軍人気質、軍人気概が社会の各領域に新しい衝撃を与えている。
何よりも行政事業の様子がかわった。
平場市人民委員会の責任幹部は、すべての工事現場に作業場を移して吹奏楽隊の力強いラッパの音が聞こえる現場で軍人建設者と息づかいを共にし、住民の労力支援事業を組み合わせて取り掛かっている。
市内の各区域ごとで一日に8、000~1万人の住民が工事現場に赴いて土壌処理、ブロック運びのような作業に汗をかいている。
一方、金属工業省、軽工業省、貿易省をはじめ省、中央機関も工事に積極的に合勢して資材問題、工具問題を解決している。
公園の改修保守は、軍民一致に基づいた集中戦の様式をととのえたことから仕事をはかどらせて浪費を退治した。
国の資金と労力を合理的に使いながら対象建設で最上の結果を出せるようにした。
今年、平壌の中心部に高層アパートが立ち並んでいる倉田通りが完工された。
綾羅島には大規模遊園地が設けられた。
住民が休息できる生活空間、各区域に設けられた大小の公園がすべて改修されれば首都の面貌は再び一新される。(了)


◎「第23回全国ソフトコンテスト及び展示会おこなわれる」「朝鮮新報平壌支局版」10月29日付
先端レベルのソフトウェア多数出品

18日から23日まで3大革命展示館で開幕した第23回全国ソフトコンテスト及び展示会には国の情報技術発展において一役買うことになる先端レベルのソフトウェアが多数出品された。
展示会には1、300余件のソフトが展示された。
金日成総合大学で出品した映像会議システム、国家科学院で開発した直結朝鮮語連続筆記認識ソフト、人民大学習堂で出品した翻訳工程サポートシステムなどは専門家と審査員の中で高い評価をうけた。
関係者によると平壌靴下工場のコンピューター統合生産指揮システムなどをはじめ今回のコンテストに出品されたプログラムの中で1/3以上が人民経済あらゆる部門の工場、企業所の生産現場で開発されて利用されているものが今回の展示会のもうひとつの特徴である。
金属工業省と電力工業省などから出した工作機械論理操縦装置、電気設備温度測定装置など経済のオートメ化に資する要素と装置もこれまでの展示会に比べて二倍以上が出品されたと言う。
地方のソフト開発単位から出品した高いレベルのソフトがこれまでの展示会と比べて3倍以上を占めたのに対して指摘しながら関係者は、国の情報技術発展に対する全社会的関心を見せると言う。
全国のソフト開発単位と人民経済あらゆる部門の工場、企業所、省、中央機関、科学及び教育部門などを包括する、この展示会は、知識経済時代の要求に合うように国のソフトウェアをはやく発展させる目的で行なわれている。(了)


◎「外国語翻訳の迅速性を保障」「朝鮮新報平壌支局版」10月29日付
科学研究機関に拡大導入

人民大学習堂の研究士たちが開発した翻訳工程サポートシステムが第23回全国プログラムコンテスト及び展示会(18-25日)で審査員の注目をうけた。
研究士たちは国内の多くの情報技術研究単位で開発した英-朝機械翻訳ソフトを翻訳工程に使用することができるようにシステムを構成した。
ユーザーたちは20個余り部門別単語のほぼ1、000万個をデータベース化したサポートシステムを利用して自動的に翻訳される文書結果の中でもっとも適当な文書を選択したり取り替える方法で翻訳するようになる。
システムの内部に設置された電子辞書に用語一致機能を通じて翻訳文書を編成することができる。
翻訳過程におこりえるエラーをネットを通じて相互通報し、新しい用語を確定するなどでソフトを更新する機能もそろったこのシステムは、人民大学習堂を捜す読者たちは言うまでもなく、国内ホームページ加入者も利用することができる。
短時間で多くの量の多様な部門の外国語文書を翻訳して読むことができる翻訳工程サポートシステムはこれまでの翻訳工程に比べて最高5倍の能率を上げたという。
外国文図書出版社と各道、多くの大学図書館にも拡大導入されるという。(了)


◎「自前の体育村を建設運営」「朝鮮新報平壌支局版」10月29日付
国内体育団の母体機関車体育団

羊角島体育村が竣工されて機関車体育団が国内で初めて体育村をととのえた体育団として注目を集めている。
体育村を見回った国内の多くの体育団関係者は膨大な規模の体育村を建設し、体育競技と訓練のための堅固な拠点がつくられたことに対してうらやましさを禁じ得なくてしている。
体育部問の関係者によると各体育団でも羊角島体育村のような訓練拠点を整えるよう奨励されていると言う。

総書記の遺訓貫徹

金正日総書記は、1971年12月、羊角島にサッカー競技場とともに体育村を整備する構想を提示し、この点について、数回の教えを下さったし、金正恩元帥は体育村が建てられている羊角島地区をきれいに整備するよう話された。
2008年5月に着工した体育村建設は2012年10月、竣工された。
8万余㎡の総敷地面積を持った体育村は、訓練館3棟の建物と合宿、食堂などで整備されている。
訓練館は、競技と訓練ができるように整備され、バレーボール館、バスケットボール館、卓球館、機械体操と芸術体操、筋肉トレーニング館などに分けられているし、2百余りの部屋に十分な休息及び生活条件をととのえた合宿では数百人余りが寝泊りすることができる。
体育団の選手、監督たちはりっぱな条件がそろった体育村でより多くの汗をかいて祖国の栄誉をとどろかすであろうと言っている。

ほぼ60年の歴史

金日成主席は1956年1月、当時交通省体育団を設けるようにして朝鮮の体育団の中で三大柱のひとつとして、労働者階級の体育団に推してくれた。
1967年11月、鉄道省機関車体育団と改称された後、1970年8月と1971年11月だけでも金正日総書記は、体育団のサッカー訓練場を訪ねて体育団の強化発展のための教えをくれたし、1970年代だけでも10余回の綱領的な教えをくれた。
1966年第8回ロンドン世界サッカー選手権大会で朝鮮のベスト8進出で決定的役割をした数名の選手、監督を輩出した。
1986年、タイ王カップ国際サッカー競技大会で1位、1990年アジア競技大会サッカー競技で2位を占めることに寄与したハン・ヒョンイル選手、2006年アジア青年サッカー選手権大会日本チームとの決勝競技で11mPKを防いで朝鮮チームの1位獲得に寄与したチュ・グァンミン選手、第13回アジア女子サッカー選手権大会、第14回アジア競技大会女子サッカー競技で1位に寄与したキム・ウンオク選手など百数十人余りのすぐれた選手たちと10人余りの監督を輩出して国際サッカー競技で優勝することに貢献した。
1970年第6回世界女子バレーボール選手権大会で優勝、第20回ミュンヘンオリンピック競技大会女子バレーボール競技で優勝し、マラソンとレスリング、ボクシングなど多くの国際競技に参加して世界選手権大会金メダル3個をはじめ百数十余りのメダルを獲得した。
1996年第28回アジア重量挙げ選手権大会70㎏級競技においてキム・ミョンナム選手が総合1位を占めて金メダル3個を獲得したという報告を受けた金正日総書記は、ただの1位ではなく、ジャーク、スナッチ、総合で各々世界新記録を立てたのは優れた成果だと高くほめたたえた。
これに鼓舞された体育団の選手たちは、第25回、26回オリンピック競技大会67.5㎏級競技で3位、2位を、第63回、64回世界重量挙げ選手権大会同体重級競技において総合1位、3位を占めたのをはじめ9回の世界新記録を立てた。
体育団は、創立以来いままで国際競技で金メダル2百個余りをはじめとする8百余りのメダルを獲得する成果を収めた。
体育団の関係者は、体育村建設が容易くはなかったと言いなから、金正日総書記の遺訓を貫徹するためのたたかいで、もうひとつの賜物である事を強調する。
そうしながら体育村が建てられて選手たちと監督たちの競技と訓練にもっと円満な条件をととのえるようになったと言う。(了)


◎「成功の秘訣は野心と品性」「朝鮮新報平壌支局版」10月29日付
機関車体育団重量挙げ責任監督キム・ミョンナム氏

機関車体育団重量挙げ責任監督キム・ミョンナム氏(43歳、人民体育人)は、去る20世紀、国際重量挙げ舞台の1ページを輝かしく飾った貫録のある人物である。
彼は、1980~90年代国際競技でほぼ20年間、アジア及び世界選手権保有者として名前をとどろかした。
13歳のときにキム・ミョンナムは、故郷である平安北道東林郡青少年体育学校から重量挙げを習いはじめた。
1983年に機関車体育団に入団し、4年後の1987年に彼は初めて国際競技に出戦した。
ドイツ・カリクスターカップ競技56kg級で金メダルを取り、自信を持った彼は、将来、国際重量挙げ界の強者になる大いなる野心を燃やした。
彼は2年後、体重を9kgほど増やして挑戦した第19回アジア重量挙げ選手権大会(1989年)でまたもや1位を占めることによって自分の存在をはっきりと示した。
とくに彼は、1996年日本で行なわれた第28回アジア重量挙げ選手権大会70kg級競技において94~95年2年間アジア及び世界選手権保有者である中国のチョン・ムクグァン選手を押さえ、3つの金メダルを獲得した。
キム・ミョンナム選手は、この競技で3個のアジア記録を突破すると同時に3つの世界新記録を樹立して世界的な力もちとして頭角をあらわした。
この奇跡的成果は、民族の大国喪以後、苦難の行軍をしていた共和国の「終末」を騒ぎ立てていた日本と南朝鮮出版物の報道をくつがえし、祖国人民と在日同胞に大きな信念と鼓舞を与えた。
1983年から2000年まで17年間の選手生活過程にキム・ミョンナム選手が国際競技で獲得した総メダル数は44個(金28、銀11、銅5)である。
具体的に世界選手権大会で総メダル9個(金3、銀2、銅4)、アジア選手権で16個(金12、銀4)、その他の国際競技で17個(金13、銀4)、1992年第25回オリンピックで銅メダル1個、1996年26回オリンピックで銀メダル1個である。
選手生活期間、アジア記録は12回、世界記録は9回にわたって更新した。
2001年から機関車体育団重量挙げ監督職を、2009年からは責任監督職を任されている彼は、今回の第30回ロンドンオリンピック競技大会女子重量挙げ69kg級競技でオリンピック金メダル受賞者であるリム・ジョンシムのような世界的な女性チャンピオンを育てた。
重量挙げ選手としてでも監督として成功一路を歩んできたキム・ミョンナムは、自身の成功の秘訣について「野心と品性」という側面を強調する。
彼のいう野心は、訓練負担による肉体的苦痛から自分自身に打ち勝ち、世界的な強者を必ず負かすであろうということである。
彼は、このような野心を選手及び監督生活過程につねに体現し、実践してきた。
「競争のない発展はありえない。」という自覚の下で彼は、常に自分の競争対象をきめておき、訓練過程にも彼がより高い水準に上がるように助け、導く品性を所有している。
そうしながら自分はつねに先に行く相手を鏡にして、自分の長所をより生かし、欠点を矯正していくことを生活化、習性化する。
キム・ミョンナム責任監督は、選手生活の過程に一番、惜しかったことは去る2回のオリンピック競技大会で銀、銅メダルしか獲得できなかったことであると言う。
彼は、「競争対象の中で自身の経験と技術もより練磨した。獲得できなかったオリンピック金メダルを自身が育てる選手たちに期待している。リム・ジョンシムのような前途有望な力もちをたくさん育てることを目標にしている。」と言う。
彼が、腕によりをかけて育てる弟子の中には彼の息子、キム・ジンイルもいる。(了)


◎「4.25チーム、鴨緑江チームが優勢」「朝鮮新報平壌支局版」10月29日付
第12回全国人民体育大会男子サッカー競技で

8日、首都の金日成スタジアムで開幕した第12回全国人民体育大会サッカー男子競技が日毎に激しく繰り広げられている。
今年の最終試合を飾る国内サッカーリーグ戦で優勝杯が果たしてどのチームにゆき渡るのかという関心と期待の中で大勢のサッカーファンが連日、牡丹峰のふもとのスタジアムに雲集している。
17の全ての参加チームは、4年に一度行なわれる今回のような大規模の全国大会でチームの名声をとどろかすために最善の努力を注いでいる。
今回の大会を準備しながらしっかり固めた各チームの競技能力は激しい勝負魂、競争意欲とともにきわめて、見ごたえのある競技場面を観衆に見せている。
組別リーグ戦競技がカ組とナ朝に分かれて連日、競技場を沸かせる中で4.25、鴨緑江チームが圧倒的優勢を占めている。
カ組に属した4.25チームは、23日現在、組別リーグ戦競技をすべて終えた状態で組1位の順位を占めた。
組別リーグ戦段階で4.25チームは、総7戦5勝2引き分けで総合点数17点の成績を記録した。
小白水、先鋒、万景峰、竜南山、軽工業省、月尾島、旺載山チームとの競技にただの一度も負けがなく、計17個のゴールをたたき出し、失点は1つしかない。
組別競技において4.25チームのミョン・ソンチョル、ソ・ヒョンウク選手が各々5、3つのゴールを入れてチームの組別順位1位に大きく寄与した。
一方、ナ組では鴨緑江チームが現在まで組別順位でもっとも先頭に立った順位にいる。
鴨緑江チームの成績は、8戦5勝3引き分け、総合点数18点、ゴール数は15である。
このチームの攻撃手たちのホ・ジョンミン、チャン・ピョンイル選手が各々3ゴールずつ得点することで、これまでチームでもっとも多くのゴールを成功させた。
今回の大会で23日現在、もっとも多くのゴールを入れた高得点者は先鋒チームのホ・ヒョンミョン選手で、ゴール数は6つである。
高得点者の属した先鋒チームは、カ組で総合点数16点をかせいで組別順位で4.25チームの次点の2位にとどまっている。
またナ組では鷹峰、平壌チームが総合点数各々16、14点として激しい順位争いを繰り広げている。
市民愛好家の中では4.25チーム、鴨緑江チーム、鷹峰チームを今回の大会の有力な優勝候補チームだと指摘している。
現在の組別リーグ戦競技は、25日まで終了し、つづいて対角、直線競技を通じて29日に1~4位を分ける最終決勝競技が行なわれる。(了)


◎「平壌市チームが鉄道省チームを2―1で下す」「朝鮮新報平壌支局版」10月29日付
第12回人民体育大会大衆体育部門男子サッカー決勝競技

26日、平壌の金日成スタジアムで第12回人民体育大会大衆体育部門男子サッカー決勝競技が行なわれた。
人民体育大会は専門体育団部門と大衆体育部門に分けられて4年に一度ずつ行なわれる国内で規模がもっとも大きな体育祭である。
専門体育選手はもちろん、労働者、事務員、大学生をはじめ国内各地の体育愛好家が選抜されて参加することから全国的な関心を集めている。
今回の人民体育大会大衆体育部門男子サッカー競技には平壌市、平安南北道、黄海南北道、咸境南北道、慈江道、南浦市、羅先市、鉄道省チームをはじめ11のチームが参加した。
競技は、二つの組に分けられて総リーグ戦方式で行い各々の組で1、2位を占めたチームが上位競技に上がり、準決勝競技で勝ったチームが決勝競技に参加した。
平壌市チームは咸鏡南道チームに2―0、咸鏡北道チームに4―0、黄海北道チームに3―0、黄海南道チームに4―0と勝ち抜き、組で1位を占めた。
組別リーグ戦で連勝を記録した平壌市チームは、準決勝競技で対戦した平安北道チームをまた4―0と圧勝し、最終決勝競技に進出した。
一方、鉄道省チームは羅先市、平安北道、慈江道、南浦市チームを各々2―0、2―0、3―0、2―0、平安南道チームを棄権勝ちで、咸鏡南道チームとの準決勝競技では1―0と押さえ、最終決勝戦に上がってきた。
この日、両チーム間の決勝競技は多数の国内サッカー愛好家の関心と期待の中できわめて激しく行なわれた。
前半戦が始まると両チーム選手は専門選手並みの高いレベルのサッカー技術を駆使しながら場内に見ごたえのある競技場面を繰り広げて見せた。
激しい攻防戦の中で前半29分ころ、鉄道省チームが貴重な先取点をうばった。
それから1分後、前半30分ころに平壌市チームのFW9番キム・イルチョン選手が得点した。
士気のあがった平壌市チーム選手たちは再度、ゴールをきめる気勢ですばやい2~3人連繋、奇襲のロングパスで相手チームのゴールをたて続けに脅かした。
前半37分ころに得点感覚が良い平壌市チームの9番選手がまたしても相手チームのゴールキーパーが逃がしたボールを余裕で蹴り入れて2点目のゴールを決めた。
一方、鉄道省チームは後半戦に入り、失点を挽回するために攻撃速度を高めながら得点へつながるシューをたくさん試しみた。
しかし競技はそれ以上、得点できない状態で2―1と平壌市チームの勝利で終了した。
決勝競技で2ゴールをあげてチームの優勝に大きく貢献したキム・イルチョン選手は、金日成総合大学で学ぶ現役学生である。
彼は、「大学で学びながら課外時間にサッカー技術を練磨した。これから全国大会に出場して首都の栄誉をとどろかす。」と話した。(了)


◎「人民消費品生産運動の炎を燃え上がらせて」「労働新聞」10月26日付

去る6月末平壌で行なわれた第4回平壌第1百貨店商品展示会が人々に与えた余韻はとても大きい。
展示会場には今年を軽工業が昂じる年、人民が軽工業の実利を得る年にしようとの党のアピールを体して、全国の数百の工場、企業所と合弁、合作単位で生産した多数の商品が展示された。
展示会場をたずねた人々はわれわれの力と技術で生産した食品、繊維製品、文化用品など各種の消費品を見ながら民族自尊の精神で強盛復興の明日を繰り上げて行く限りない誇りと自負心をふたたびふかく刻んだ。
どの工場、企業所に行ってみても、人民の好評をうける製品、世界的な競争力を持つ商品をもっと多く生産するためにせっせと励む、わが労働者階級の力強い活動の姿を見ることができる。
金正日総書記はつぎのように指摘した。「わが党は人民消費品生産を大衆的運動で繰り広げる問題をすでに久しく前から提起してきました。」
チュチェ73(1984)年8月3日、祖国と人民のための絶えざる現地指導の道をつないでいていた総書記は人民文化宮殿をたずねた。
当時、人民文化宮殿では平壌市内の工場、企業所生活必需品職場と作業班、家内作業班で生産した軽工業製品の展示会が行なわれていた。
この展示会について言えば工場、企業所から生産過程に出る廃棄物と副産物を使用して人民の生活に切実に要求される必需品を生産するようにとの総書記の教えを受けて設けられた展示会だった。
展示場には、万景台区域をはじめ平壌市の多くの区域で生産した数万点に達する日用必需品が展示されていた。
展示場に訪れた総書記は展示された製品を一つひとつ見まわりながら、種類も多く、製品がすべて有用に作っているとたいへん満足した。
ある展示ブースに至っては遊休資材で作ったボタンをみて、見ばえもよくりっぱに作ったと評価してくれ、残りの布で作った子供服もたいへんセンスがあると高く評価してくれた。
この日、総書記はこれから区域、郡では専門工場で生産する製品を作るのではなく人民の生活に切実に必要な必需品を多く作るようにすべきであると指導しながら人民消費品生産のための方向と方法について細心に教えてくれた。
そして区域に直売店を設けるようにしようと、直売店を整備して、うまく運営すれば人民の生活に大いに役立つだろうと言い、その運営において提起される具体的な問題に至るまで明示してくれた。
人民消費品生産で転換の契機をもたらせた8月3日人民消費品生産運動はまさにこのようにして始まった。
8月3日人民消費品生産運動の発端、これは間違いなく革命と建設において提起される多くの問題を人民大衆の愛国熱意に基づいて朝鮮式に解決していった総書記の賢明な指導によって燃え上がったもうひとつの大衆運動として全大衆的に内部予備を効果的に動員利用し、大衆の創造的積極性を高く発揚させて人民消費品生産で画期的な転換をもたらした契機となった。
総書記がきっかけをつくった8月3日人民消費品生産運動は、それ以来全人民の愛国心を激しく奮い立たせた。
祖国の地のいたるところで人民消費品生産のための活動が力強く繰り広げられた。
こうして数年間で、8月3日人民消費品職場、作業班と家内作業班、家内便宜奉仕の隊列が増え、全国各地に良質の人民消費品を生産する土台が築きあげられた。
道では道ごとに市、郡はまた市、郡ごとに活動家と生産者たちが競争的に奮い立って内部の予備を探がしあて動員し、これまで使い道がなく捨てていた廃棄物と副産物を効果的に利用して各種の人民消費品を生産した。
いまもわが軍隊と人民は総書記が8月3日人民消費品生産運動の炎をさらに激しく燃え上がらせるため平壌市平川区域をモデル単位に定め、この区域で成し遂げた経験を全国に一般化するように導いていた日々を忘れることができない。
チュチェ75(1986)年5月ある日、8月3日人民消費品展示場を訪ねた総書記は平川区域直売店と市内の直売店で住民に販売する様々な良質の人民消費品を長い時間にわたって見てくれながら製品の品質も高く、種類も多様なことを高くほめたたえた。
ある工場の生活必需品作業班で生産した小型卓上扇風機と電圧レギュレータも見てくれ、平川かばん工場で切れ端のビニールで作った、かばんも見てくれた総書記は、そのへんの百貨店よりすぐれている、家内作業班に器用な手技をもった人々がたくさんいるようだと高く評価してくれた。
この日、展示場をすべて見回った彼は、金属製品が多い都市の直売店とわら製品が多い農村の直売店の間に商品交流を実現できるようにする問題をはじめ、人民消費品生産で新たな高揚を起こすための具体的な方法も明らかにした。
そして人民消費品生産を増やすための事業で平川区域党委員会が学んだ経験をひろく一般化するように大きな信頼を施してくれた。
それ以来、総書記は人民消費品生産で手本を発揮した単位に党中央委員会の感謝文を送るようにしてくれ、家内便宜奉仕員のサービス活動をもっと奨励し、彼らの生産熱意を高める措置も講じてくれた。
それだけでない。祖国がもっとも峻厳な試練に耐えていた苦難の行軍、強行軍時期、絶えざる先軍長程の道をつないでいく、いそがしい中でも8月3日人民消費品生産運動が活発に行なわれるように細心に気を配った総書記の愛国献身は、またどれほどわれわれの胸を熱くしてくれるか。
ときには人民生活に必要な必需品問題をテーマにして幹部と夜明かしをして討議相談し、ときには該当単位の幹部と生産者が内部予備で良質の人民消費品を生産して地方予算の輸入を増やし、人民生活に大きく役立っている報告を受け、全国が彼らの手本を見習うように積極的に推してくれた総書記、
このように総書記の賢明な指導があって8月3日人民消費品生産運動は、その生命力を高く発揮し、国の軽工業発展に大きく寄与することができた。
間違いなく、人民の好評を得る商品、世界的な競争力を持った製品を作り出すことができる強固な軽工業の土台が整えられたのはわが総書記が実践的モデルで見せた金正日愛国主義を離れて決して考えられない。
今日この地には金正恩同志の賢明な指導によって金正日愛国主義がまぶしく輝いている。
わが人民は金正恩同志の指導を高く奉じて、8月3日人民消費品生産運動の炎をもっと激しく燃え上がらせることによって、わが党の経済強国建設偉業遂行に積極的に貢献するであろう。(了)


◎「軍民の団結した力で平壌市公園がりっぱに整備されている」「労働新聞」10月31日付
新世紀の要求にふさわしい特色のある公園に

いま、革命の首都平壌では、全ての公園を新世紀の要求にふさわしくりっぱに整える活動が力強く繰り広げられている。
金正日同志はつぎのように指摘した。
「平壌市に公園と遊園地をもっとたくさん整備しなければなりません。」
われわれは、最近首都の公園が見違えるほど変貌している問題で平壌市人民委員会関係者であるリャン・チョルホ氏と話を交わした。
問い:最近、平壌市の全ての公園の姿が一新している。新たに整備されている公園について話しを聞きたい。
答:金正恩元帥は、首都の全ての公園を新世紀の要求にふさわしく現代的に整えるよう綱領的な教えを下さり、その方向と方法に至るまで具体的に明らかにした。
金正恩元帥の教えを受けて省、中央機関、大学と市内の設計担当幹部と設計家は、短い期間に主要公園を含む数十箇所の公園に対する設計を新しくした。
現在、人民軍軍人が受け持って建設している主要公園を含む市の全ての公園がこれまでの姿をまったく探し見ることができないくらい整備されている。
問い:新たに整備される公園の特徴について具体的に知りたい。
答:これまで、公園は、ほとんど休息の地区が基本になっていた。
今回、新た整える公園は、運動区画と休息区画を含み勤労者と青少年学生たちの要求に合うように運動と休息、散歩と読書などが十分にできるように整えられている。
具体的にいえば主要公園にはバレーボールコートとバスケットボールコート、ローラースケートリンクとテニスコート、バトミントンコート、ミニゴルフ場をはじめ近代的な運動場が素晴らしく備えられる。
また市民の健康増進と治療を目的とするいろいろな運動機材がそろうようになり、散歩と読書ができる多くの区画が整えられ、朝鮮スゴロクと将棋をはじめ、いろいろな娯楽をたのしめる場所も特色あるように建てられる。これとともに多くの公園には、朝鮮式のあずまやと池もつくられる。
公園の歩道も特色があるように整えられ、園林緑化も高い水準で形成する。
一部の公園には、勤労者の便宜のために清涼飲料店と子供たちの心理に合うアミユーズメントパークもつくられる。
問い:首都の主要公園だけではない区域、郡にも新しい公園がつくられると言うが、それについて知りたい。
答::現在、区域、郡だけでなく洞に整えられている公園に対する設計と審査も終わった。
現在、全ての区域、郡では人民軍隊の闘争気風に見習って自身で公園を新しく整備するための活動が力強く繰り広げられている。区域、郡ごとにつくられる公園と児童遊戯場は、当該地域の実情と環境に合うように多くの遊戯場と運動具、休息器具が適切に組み合わされて特色があるように整えられる。
金正恩最高司令官同志の命令を血の沸きたつような心情で受け入れ、首都の主要公園整備を促す人民軍軍人と市内の活動家と党員らと勤労者の献身的な努力で全ての公園が新世紀の要求にふさわしくさらに現代的に整えられるであろう。(了)


◎「効果をあげる朝鮮式翻訳工程サポートシステム」「労働新聞」10月26日付
人民大学習堂で

最近、人民大学習堂ではわが科学者たちが開発した朝鮮式の翻訳工程サポートシステムが効果をあげている。
翻訳工程サポートシステムは、人民大学習堂で翻訳業務をコンピューター化する目的で開発された。ここには翻訳の自動化を実現できる機械翻訳プログラム、文書校正支援プログラム、画像認識プログラムをはじめわが国で数十年間に成し遂げられた人工知能分野の先端技術とすぐれたプログラムが内蔵されている。
金正日同志はつぎのように指摘した。「人民大学習堂では外国の図書と資料を翻訳する仕事にも大きな力を入れなければなりません。」
今回、開発された翻訳工程サポートシステムは、総書記が人民大学習堂で翻訳の人材を強力にそろえて、必要な外国図書と資料を適時に翻訳してひろく利用するようにし、わが国の科学者たちが開発した機械翻訳プログラムを学習堂に導入するようにとの遺訓を貫徹するために寄与する貴重な科学技術成果である。
翻訳業務をコンピューター化することでもっとも重要なのは機械翻訳プログラムを利用して翻訳の自動化を実現することである。
処長カン・ソンチョルさんをはじめとする人民大学習堂の科学者たちは、わが国ですでに機械翻訳プログラムが開発されたことに基づいて朝鮮式の翻訳工程サポートシステムを確立する大胆な着想を打ち出した。
彼らは国家科学技術委員会の積極的な支援とよく整った企画にしたがって機械翻訳プログラム開発単位をはじめ多くの単位科学者たちとの創造的協力を強化しながら翻訳工程サポートシステムを開発するための研究に取り掛かった。
人民大学習堂と機械翻訳プログラム開発単位であった金日成総合大学と金策工業総合大学、理科大学、中央科学技術通報社、平壌情報技術局と国家科学院数学研究所と平壌印刷工業
大学の科学者たちは、国のソフトウェア発展の過程で積み上げた総書記の不滅の指導業績を輝かし、彼の遺訓を徹底的に貫徹することに寄与する燃える衷情と愛国の熱い情熱を抱いて翻訳工程サポートシステム開発に彼等の知恵と熱情を惜しみなく捧げた。
この過程で個別的な機械翻訳プログラムを統合して、わが国で初めてコンピューターネットワークに基づいた統合機械翻訳システムを構築し、実用化する問題、翻訳物生産工程を確立し、コンピューターネットワークを通じたリアルタイム翻訳サービスシステムを実現する問題をはじめ、翻訳工程サポートシステムを開発することで提起されるいろいろな科学技術的問題を成功裏に解決した。
そうして3カ月余日の期間に膨大な作業を要求する翻訳工程サポートシステムを基本的に開発し、運用実験に入った。
昨年10月、人民大学習堂で行っている翻訳工程サポートシステムの開発事業を了解した総書記は学習堂でよいことをしていると高く評価してくれた。
余りある大きな愛と信頼に鼓舞された科学者たちはさらに奮発して研究を促し、人民大学習堂の翻訳業務実践にこのシステムを導入した。
翻訳物生産工程全般がコンピューター化されることによって、翻訳物生産の速度が数倍に速まり、個別的な機械翻訳プログラムに比べて翻訳の正確度もはるかに改善された。そして翻訳物生産過程がそのまま翻訳工程サポートシステムの知識データベース蓄積の過程になりシステムをつかえばつかうほどその性能が循環式に引き続き更新されるようになった。
朝鮮式の翻訳工程サポートシステムが開発されることによって人民大学習堂で翻訳物生産工程をコンピューター化し、翻訳業務の統一性と迅速性を保障できる確固たる科学技術的土台が整えられた。
国の実録のある多くの単位での共同成果になる翻訳工程サポートシステムの開発は、集団主義に基づいたわれわれの社会主義制度が科学技術発展を奮い起こすことでもきわめてすぐれ、威力があることを再度、はっきりと確証している。
現在、人民大学習堂をはじめ多くの単位の科学者たちは翻訳工程サポートシステム開発成果を強固なものにしながら、その性能を引き続き更新していくための活動をより積極的に繰り広げている。(了)


◎「科学技術で生産の突破口を」「労働新聞」10月25日付

人民経済のあらゆる部門に派遣された3大革命グループ/人民経済のあらゆる部門に派遣された3大革命グループが大高揚戦闘場ごとで技術革新の炎を激しく燃え上がらせ、総攻撃戦の義突破口を力強く切り開いている。
金正日同志はつぎのように指摘した。
「とくに3大革命グループが技術革命遂行に大きな力を入れて人民経済あらゆる部門から切実に解決を待つ科学技術的問題の解決に大きく資するようにすべきであります。」
金策製鉄連合企業所の3大革命グループは、わが党がはぐくんでくれた胆力と太っ腹で世界を超える自信満満な信念に満ちて科学者、技術者たちとともに鉄生産を行うことで提起される技術的問題を先頭に立って解決した。彼らは熱間圧延生産工程と大型酸素分離器運営において提起される技術的問題にも肩を入れ解消することによって企業所の幹部と労働者階級から良い評価を得ている。
黄海製鉄連合企業所の3大革命グループは労働者、技術者たちと創造的協力を強化しながら圧延加熱炉に高温空気バーナー技術を受け入れるための技術的問題を解消して圧延鋼再生産を増やすことに大きく寄与している。
楽元機械連合企業所の3大革命グループは、現場技術者たちと一致協力して綱鋳物生産のための技術的問題を円満に解決したし、重周波誘導炉のコントロール・システムを工場の実情に合うように改造し、大型掘削機生産で起こり得る技術的課題もりっぱに完成した。
徳川地区炭鉱連合企業所済南炭鉱の3大革命グループは、金日成総合大学と人民大学習堂の資料を研究調査して炭鉱の地質学的特性を科学的に解明したことに基づいて坑穴で多くの量の石炭を採掘できる確固たる展望を開いた。
順川火力発電所の3大革命グループは、現場技術者たちとともに熱生産職場のボイラー系統から燃焼効率が落ちる原因を突き止め、新しい技術革新案を受け入れて多くの燃料を節約しながらも電力生産を高めるようにした。
東林鉱山機械工場の3大革命グループは金策工業総合大学教員、研究士と一致協力して生産現場の加熱炉で石炭の燃焼率をはるかに高めるようにしたし、現場技術者たちとともに機械の安全性と溶接切断能力を高められる新しい設備もりっぱに製作して特注設備生産に積極的に資した。
銀把(ウンパ)鉱山の3大革命グループは、選鉱場浮遊選鉱系統で提起される技術的問題を解決して精鉱実収率を高めたし、採掘場で双穴配置式同時起爆方法も受け入れて鉱物生産に寄与した。
大安電機工場の3大革命グループは、わが党のふところで育ててきた創造的知恵と熱情をことごとく轟かし、該当部門の科学者、技術者たちとともに生産設備を近代化するための活動に入りこんで大きな前進をみた。
烽火化学工場の3大革命グループはコンピューターで、ある生産工程を自動制御するための活動にはいり、一役おおいにやり遂げることによって、工場幹部と労働者階級から尊敬されている。
龍城鶏工場の3大革命グループは、朝鮮式の微量元素添加剤を研究し、代用飼料生産で提起される科学技術的問題を解消した。
このほかにも金星トラクター工場、平壌ボールペン工場、沙里院紡織工場、新義州紡績機械工場の3大革命グループも頭脳戦、技術戦を烈しく繰り広げ、戦闘場毎で最先端突破の熱風を起こしている。(了)


◎「第23回全国プログラムコンテスト及び展示会閉幕」「民主朝鮮」10月26日付

去る18日に開幕した第23回全国プログラムコンテスト及び展示会が閉幕した。
コンテスト及び展示会は、英-朝、中-朝機械翻訳ソフト、コンピュータウイルスワクチンソフトと省、中央機関、工場、企業所コンピューター化展示部門、ソフト展示及び製品流通部門に分けられて行なわれた。
機械翻訳ソフトコンテストでは、金日成総合大学、平壌情報技術局が1位を獲得した。
コンピューター化展示の省・中央機関部門では陸海運省が特等を、国家科学院、貿易銀行、国家品質監査委員会、気象水文局、保健省、国家計画委員会が1位を、工場、企業所部門では楽元機械連合企業所、平壌市科学技術委員会、金策製鉄連合企業所が1位を占めた。
ソフト展示及び製品流通部門では、映像会議システム「楽園」、金融ICカード決済システム、順川化学連合企業所統合オートメ化システムのほか4件が特等を、中央養苗場統合管理システムをはじめとする200件が1位を占めた。
平壌光明情報技術社と国家科学院数学研究所で共同開発したプログラムをはじめ20件がソフト製品流通部門で優れた評価を受けた。
今回のコンテスト及び展示会の道別総合順位では平壌市、平安南道が1位を占めた。
閉幕式が25日、3大革命展示館で行なわれた。
朝鮮労働党中央委員会書記崔泰福書記と金勇進内閣副総理、金承斗教育委員会委員長、張徹国家科学院院長、関係部門幹部、ソフト開発者らがこれに参加した。
閉幕式では審査結果が発表され、すぐれた評価を受けた単位と参加者に優勝旗とソフト登録証、メダルが授与され、表彰がおこなわれた。
チェ・サンリン国家科学技術委員会委員長が閉幕の辞をおこなった。
演説者は、全ての参加者が金正日総書記の崇高な愛国主義をふかく刻み付けて金正恩元帥の科学技術重視思想を掲げて最先端突破戦の旗手になって富強祖国建設に積極的に寄与ることについて強調した。(了)


◎「朝鮮外務省スポークスマン、米国務省対朝鮮政策特別代表の妄言を糾弾」「民主朝鮮」10月26日付

共和国外務省のスポークスマンは、米国務省の対朝鮮政策特別代表が共和国に言い掛かりをつける妄言を吐いたことに関連して25日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。
数日前、米国務省対朝鮮政策特別代表のグリン・デービースが共和国の周辺を遍歴して朝鮮が「9・19共同声明を破棄すれば大きな過ちであり、自国の義務履行に踏み出すべきだ」「ミサイルと核兵器の開発を中断すべきだ」「いかなる挑発行為もしないことを望む」などの無分別な妄言を並べ立てた。
米国が9・19共同声明で公約した自国の義務は全く履行せず、共和国にのみ履行しろというのは言語道断である。
9・19共同声明には、朝鮮半島の核問題を生じさせた張本人として、対朝鮮敵視政策を根源的に一掃するための米国の政治的・軍事的・経済的な義務事項が具体的に明記されている。
米国は、9・19共同声明で公約した自国の義務とは正反対に共和国の主権を乱暴に侵害し、軍事的脅威と経済制裁を露骨に、系統的に強めてきた。
米国の増大する敵視政策は、共和国が核抑止力をいっそう質量的に強化するようにした。
今、米国が折に触れ誰それの「挑発」をうんぬんしているが、罪を犯して怖気づくようなことである。
事実上、挑発は共和国に対する軍事的脅威と幼稚な反共和国ビラ散布に執着している米国と南朝鮮のかいらいがこととしている。
「挑発には即時の対応打撃で、侵略戦争には正義の祖国統一大戦で!」、これはわが軍隊と人民の一貫した原則的立場である。
米国の交渉者が朝鮮半島核問題の本質と経緯についてさえ正しく認識できず、平和と安定を脅かす挑発がどこからくるのかも知らない現状況は、朝鮮半島核問題の解決をいっそう遼遠につくっている。(了)


◎「国連総会第67回会議4委員会会議で朝鮮代表が演説」「民主朝鮮」10月26日付

朝鮮代表が19日、第67回国連総会第4委員会会議で案件「宇宙空間の平和的利用」の討議の際に演説した。
代表は、現時期、宇宙の開発は人類の福祉増進と文明のための活動として国際的すう勢になっているとし、多くの国がこの活動に積極的に参加していることに言及した。
また、朝鮮は国家宇宙開発展望計画にしたがって人工衛星打ち上げのための研究・開発をねばり強く行って自らの力と技術で製作した 衛星を数回打ち上げ、その過程に国の宇宙科学技術をいちだんと高い水準に引き上げ、経済強国へ向かったもうひとつの大きな歩みを踏み出すことになったと強調し、次のように続けた。
われわれの宇宙開発努力は、主権国家の自主的権利行使であると同時に、宇宙条約と宇宙空間に打ち上げられた物体の登録に関する条約当事国として国際法に準じた合法的権利の行使である。
一部の国は、国連安保理の「決議」によってわれわれが弾道ミサイル技術を利用した発射を一切できないため平和的衛星も打ち上げてはいけないというが、われわれの平和的な宇宙開発はすべての国連加盟国の総意が反映された普遍的な国際法に準じた自主的権利の行使である。
これに関連してわれわれは、人類共同の所有である宇宙を平和的に利用するうえですべての国の平等かつ差別のない接近を保障し、先進科学技術の普及および相互協力を実現するのが重要だと見なす。
また、宇宙の軍事化とともに宇宙技術協力の政治化に断固と反対する。
われわれは今後も、宇宙開発のための自主的権利を堂々と行使し、国際的規定と慣例に合致するように強盛国家の建設に必要な実用衛星を引き続き打ち上げるであろう。(了)


◎「5年ぶりに再び露わになった『BBK』事件」「民主朝鮮」10月25日付

最近、「BBK」事件について、米国で訴訟を担当してきたある弁護士が「BBK事件の核心はBBKではなく、LKeである」、「検察と特別検事チームのBBK捜査が誤っていた。」と主張した。
「LKe」に対する捜査をあいまいにすることで事件の焦点が「BBK」の代表であったキム・ギョンジュンだけに合わせたということである。
これに関連して南朝鮮メディアは「去る2007年、大統領選挙政局を強打した『BBK』事件が5年ぶりに再度、大統領選挙の争点として浮上するのかが注目される」と評している。
それだけ、この事件は深刻なことである。
李明博逆徒は1999年にキム・ギョンジュンとともに「BBK」という株式会社を設けて、翌年には「LKe」会社を設立した。当時、李明博逆徒は「LKe」の代表であったし、キム・ギョンジュンは「BBK」の代表であった。彼らはこれらの会社をたちあげた後、株価を操作して数百億ウォンの大金を横領した。
ところが彼らの不正ぺてん行為が2007年6月、「大統領」選挙を控えて暴露された。これに関連して検察は「ハンナラ党」(現在の「セヌリ党」)の「大統領」候補のひとりである李明博には顔をそむけ、当時米国で獄中生活をしていたキム・ギョンジュンに事件の焦点を合わせた。結果、株価操作行為は「BBK」事件と呼ばれるようになった。実際にメディアでも「BBKの主人はだれか」する問題を問い騒ぎ立てた。
それゆえキム・ギョンジュンは「BBK」株式会社の実際の所有者が李明博であると明らかにした。株価操作事件の張本人は自分ではなく、李明博であるということであった。「セヌリ党」の「大統領」候補も当時「BBK」事件に李明博に責任があると主張した。
ところが李明博は自分がBBK株式会社とはなんの関連もないとしらを切った。逆徒が事実を認めれば「大統領」選挙に出られなくあり、監獄生活を背負わなければならなかったからである。「ハンナラ党」の輩もこれを隠し通すためにさまざまな策動を果たした。彼らが米国の刑務所に収監中のキム・ギョンジュンを南朝鮮に送還することを遅らせとくれるよう清託したのはその単的な実例である。
それ以来、キム・ギョンジュンが選挙を1カ月前にして南朝鮮に戻り李明博逆徒の自筆のサインと印鑑が押された文書をはじめとする各種の証拠資料を提示しながら「BBK」事件の内幕をあばいたが、李明博逆徒は、証拠物がみなにせ物だと引き延ばしながら嫌疑をすべて否認した。
「ハンナラ党」の輩は、いわゆる「企画入国説」まで主張した。キム・ギョンジュンが南朝鮮に帰ってきたのが李明博逆徒の「大統領」当選を防ぐための盧武鉉「政府」の計画的なシナリオに従ったものだということであった。はなはだしくは「企画入国説」に信憑性を付与するためにキム・ギョンジュンと米国で監獄生活を共にしたシン・ギョンファの手紙を公開することもおこなった。だが手紙は李明博逆徒の罪業を被うために操作し偽の手紙だった。
元来、シン・ギョンファの手紙が本物なのか、偽物なのかというのはそれが起こった当初から論議された。まして検察当局は、筆跡鑑定を通じて手紙が シン・ギョンファのMのではないことを確かめながら事件をあやふやにしてしまったのである。
検察と特別検査は2007年12月、2008年2月に各々この事件が李明博逆徒とは関係のなく、キム・ギョンジュンの単独犯行だという捜査結果を発表した。結局、キム・ギョンジュンは懲役8年に罰金100億ウォンの宣告をうけ、現在収監生活をしている。このように終結した「BBK」事件が、5年ぶりに再び世論の焦点になっているのである。
昨年12月中旬、収監中のキム・ギョンジュンは「企画入国説」を証明するシン・ギョンファ(キム・ギョンジュンの友人)の手紙が自分を陥れる偽手紙であり、これを作成するようにコントロールした背後勢力を処罰してくれるよう告訴状を検察に提出した。物質的証拠の前で検察はこの事件を再捜査せざるを得なかった。
世論が検察捜査を注視する中で去る6月、キム・ギョンジュンは「この間、李明博の持った『力』ゆえに不当な待遇を受けたし、〈BBK〉事件の真実をしらしめることが怖かったのだが彼の任期末にいたり時がきたと判断した」としながら衝撃的な内容を公開するように決心したと明らかにした。
それと同時にシン・ギョンファの弟シン・ミョンが2007年「大統領」選挙時に大きな影響を及ぼした問題の手紙が偽物であることを白状した。彼は自分がその手紙を書いたと言いなから「当時、収監中だった兄を赦免してやる」という「ハンナラ党」の甘言利説にだまされて、にせ手紙を書くことになったと証言した。このように「BBK」事件の内幕は日毎に次々と明らかになりながら李明博逆徒の正体を余地もなく暴いている。
まさにこのような時に「BBK」事件について、米国から訴訟を担当してきた弁護士が「BBK事件の核心はBBKではなく、LKe」だという証拠を持ち出したのである。
事実が見せるように李明博逆徒は「BBK」事件の主犯であり、「セヌリ党」のやからはみなその連累者である。
このような背倫背徳の元凶、政治詐欺ペテン師の群が12月の「大統領」選挙で再執権して見ようと手段と方法をいとわないでいる。それゆえすでに前に李明博逆徒に死刑宣告を下した、南朝鮮の各階層の人びとは再執権を狙う「セヌリ党」に反対する闘争を力強く展開している。
「大統領」選挙が近づく時に再び露わになった「BBK」事件がこれから「セヌリ党」のやからをさらに窮地に追詰めるのは火を見るより明白である。(了)


◎「『情勢解説』ドル支配システムに挑戦するブリックス」「労働新聞」10月26日付

ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成されたブリックスが開発銀行創設に拍車をかけている。開発銀行創設問題は、去る3月インドのニューデリで行なわれた第4回ブリックス首脳者会議の時から提出された。
当時、首脳者会議参加者は、世界を吹きまくる経済危機、金融危機に対処して金融経済分野で南南協助を基本使命とする開発銀行を創設のために合意した。
発表された資料によると開発銀行は、ブリックスメンバー国間の貿易決済において民族貨幣使用問題と借款提供問題などを主管する。開発銀行創設問題は、翌年3月、南アフリカのダーバンで開かれるブリックス首脳者会議で主要議題として取扱される。
そのための準備作業が推進されている。これは米国のドルに対する依存を減らし、民族貨幣利用を積極的に奨励しようとするブリックスメンバー国の共通の意志の産物である。
開発銀行は、単に経済危機を克服するための手段として創設されるのではない。
ロシア外務省専門家ボリス・シュメリョフのことばは、たいへん興味深い。
「世界はいま、ドルに代わる貨幣を求めている。ブリックスメンバー国が開発銀行を創設することもそのような傾向のひとつである。本質的にこの開発銀行は、米国ならびにドルに挑戦するものである.」現国際金融システムはドル中心のシステムと言うことができる。
しかし2008年、米国で発生した世界金融危機以後、米国ドルの地位はますます弱体化されている。米国経済が急激に下降線を引いている。その結果はヨーロッパにも及んでいる。ヨーロッパ債務危機が発生して多国籍貨幣であるユーロが危機に至った。
世界市場では株価が暴落し、主要貨幣相場が激しく変動するなど混乱が起きている。米国で発生した金融危機が世界を経済的混乱の中に追詰めたのは主に米国主導の国際金融通貨システムと関連している。
金融危機以後、明白なのは米国経済が急激に衰えているし、不安定で、不合理な現国際金融システムは、必ず改革されなければならないということである。国際信用評価機関であるスタンダード&プアーズが米国の国家信用等級を史上初めて下げた事実、ひとつだけもって見ても、米国ドルの境遇と運命をじゆうぶん、察することができる。
ならば現在、世界経済成長を奮い起こす基本勢力はだれか。世論はブリックスをそのひとつに選んでいる。
ブリックスメンバー国の経済規模はきわめて大きく、発展潜在力また非常に甚だしい。人口数だけを見ても、世界人口の40%を占めている。また世界的な工業生産の20%、世界貿易の15%を占めている。昨年、ブリックス諸国間の貿易額は10年前に比べて約6倍増えたと言う。現在、ブリックス諸国は世界経済成長を主導している。
現在、世界経済成長においてブリックスが占める分け前が56%である反面、西側はやっと9%を占めていると言う。
今年、ブリックス諸国の経済成長率は平均6.3%に達することと予想されている。
西側諸国は、金融危機から逃れるための緊急救済金の多くの分け前を中国やブラジルなどブリックス諸国から得なければならない境遇にある。ブリックス諸国はこの数十年間西側が国際通貨基金と世界銀行を掌握して、独断と専横を事としながら自分の利益だけを追求し、差別的な金融政策を実施することによってかなりの被害を受けた。
このことからブリックスメンバー国は、一様に国際金融システムの改革を主張しているし、世界銀行に対抗して協力を基本使命とするブリックス開発銀行の創設問題を持ち出したのである。開発銀行が創設されれば、それは米国ドルの独占的地位に影響を与える武器に成りうる。
新開発銀行の創設はまた、変化する世界政治の構図にかなりの影響を及ぼすことになるであろう。
ブリックスメンバー国が新しい開発銀行を持ち出そうとする目的は、発展途上国が西側に依存せず、信用取引と投資機会をお互いに提供できるようにしようとすることにある。専門家は、開発銀行を国際通貨基金や世界銀行と比べるほど重視している。
これまで、西側は国際通貨基金と世界銀行を通じて自分主導の金融システムを樹立した。現在にいたっては、主要発展途上国から成り立ったブリックスメンバー国が開発銀行創設を通じてそれに挑戦している。これは、以前では思いもよらなかったことである。しれだけ世界経済構図で発展途上国が漸次、主導的地位を占めていることを示す。反面に西側の勢力は衰退没落している。
英国国際戦略問題研究所の研究士は「ブリックスグループをはじめ、新しい市場を持った諸国の力強い経済的成長に比べて西側が相対的に減退を経ていることを否定できない。」と言った。これは厳然たる現実である。
発表された資料によると近年、ブリックスメンバー国の海外援助年間成長率は世界経済を主導すると自認していた西側諸国に比べて10倍も高かった。西側7カ国グループは1970年代ドル危機と原油価格暴騰で世界経済が沈滞に入った時、危機妥結のための経済政策調整手段として出現した。しかし資本主義自身の構造的矛盾による経済危機の悪循環は続いたし、2008年には史上類例を探し見ることができないひどい金融危機が西側を席巻した。
世界経済の「調整者」、「救助者」としての風を吹かしていた西側が今は危機の立場に至った自分の運命さえ、救うことがむつかしい境遇におちいるようになった。米国がブリックスメンバー国の威力の前に頭を痛めているのは当たり前である。開発銀行が創設されれば世界金融界でブリックスメンバー国の発言権がさらに高まり、発展途上国の力は西側に比べてくらべようのないくらい強くなるであろう。
米国がドル支配システムに基づいて世界を左右していた時代は過ぎた。(了)


◎「『情勢解説』研究員の仮面をかぶった謀略士」「労働新聞」10月27日付

米国にはわれわれに対してしゃにむに体質的な拒否感を現す人々が少なくない。米国の保守的な民間研究機関であるヘリテージ財団の上級研究院ブルース・クリンナーがまさにそのような人物のひとりである。
最近彼は、南朝鮮のソウルで開催されたいわゆる朝鮮半島問題専門家の討論会でわれわれを刺激する放言をちらかした。
この日彼は、南朝鮮の次期「政府」は「原則に立脚した対北包容政策を施さなければならない。」とか、「北方限界線は南北間の海上境界線であり、韓国の主権はあいまいな西海平和協力特別地帯によって放棄されては絶対にいけない。」とか言い、おろかなまねごとをした。
また、「正すのは現政府の対北政策ではなく間違った認識」だと言いながら「南北関係が李明博大統領の強硬対北政策のために悪化したし、対北包容政策を次期大統領が再度試みれば成功するだろうという信頼は間違った認識」だというラッパも吹いた。
ブルース・クリンナーのこれらの発言を見れば、彼が米国のひとかどの朝鮮半島問題専門家なのかどうかと疑問をなげかけてくれる。
世間の人は皆目、知っているように「北方限界線」とは米国が朝鮮停戦協定の当事者のわれわれとはなんの協議もなく挑戦西海に勝手に引いた不法無法の海上境界線である。それの一方性と不法性についてはすでに米国の政治家と南朝鮮当局も認めた。
6.15共同宣言の旗じるしにしたがって和解と協力へ進んでいた北南関係が今日のような険悪な境地に逹するのは徹頭徹尾、李明博逆賊一味の反統一的対決妄動のせいである。これについては幼い子供たちまで知っていても余りがある。
ところが朝鮮半島問題専門家と自認するブルース・クリンナーが、この単純な理知を果たして知らないというのだろうか。知ってみると彼は外信が報じたことがある、「北朝鮮アレルギー疾患」にかかっても、しっかりかかっているようである。
去る6月、米国のジョージワシントン総合大学で開催された国際安保学術大会でも彼は、「米国は韓国軍戦力補強のために軍事的支援を惜しんではいけない。」と、しながら300kmと限定されている傀儡軍のミサイル射程距離を1000kmに増やすことに米国が同意すべきであると騒ぎ立てた。これより先にヘリテージ財団で開催されたいわゆる対北食糧支援関連討論会では「北朝鮮が根本的変化を見せないなら他の困難な国を支援するほうが望ましい。」と大言を放っていた。まして昨年4月におこなわれた米国前大統領ジミ・ーカーターのわが国訪問についてさえも「ふたたび国際関係に対する危険な程度の純真な没理解を現した訪問」であると中傷した。
李明博逆徒が北南関係を最悪の事態に追い込み、反共和国対決策動に血眼になってのさばるのに対してはだれよりも快哉を叫び、拍手をした者が他でもなくブルース・クリンナーである。いつか彼はある外信との会見で「李大統領の現在の対北外交政策を評価するなら彼にもっとも高い点数を与えても惜しくない。」言った。
はっきり言ってブルース・クリンナー研究員らしい知性的な感じより陰謀家、謀略家のようなやくざ的機質がより優勢である。
陰謀家、謀略家の正体は隠せるものではない。
ブルース・クリンナーはヘリテージ財団に足を運び入れる前に悪名高い、米中央情報局で20年間、勤務しながら米国の対朝鮮敵視政策の作成に直接、参加した。彼が年をとった今日にも口で大蛇が出てくるのか蛇が出てくるかのか知らないほど無責任な言行を心おきなく散らかしているのを見れば若かったおりには反共和国謀略策動にどれほど精を出したかがしのばれる。
米執権勢力の対外政策作成を支える影響力ある頭脳集団というヘリテージ財団にブルース・クリンナーのような愚かな人物がいると米国の対朝鮮政策がまともになるはずがまったく無い。
いつでもサングラスをかけ、朝鮮半島問題を対するブルース・クリンナーには研究員という職が適合ではないようだ。(了)


◎「『情勢解説』(中国共産党)第18回大会をひかえて」「労働新聞」10月31日付

まもなく中国では中国共産党第18回大会が行なわれる。中国人民にとって大きな歴史的出来事になる中国共産党第18回大会を控えて、いま、その準備作業が最終段階で推し進められている。
とくに党大会準備作業を通じて党を強化し、その指導的役割を高めるための事業に特別な関心が寄せられている。ここで基層党組織建設が優先視されている。
中国共産党は、今年を基層党組織建設の年と定めた。基層党組織をしっかり築くことで党をもっと強化することができ、その指導的役割をすべての面で高め、党大会を成功裏に迎えられるということが中国共産党の確固たる見解である。
このため各級党組織は、党の意図に合うようにこの活動を中心課題ととらえて、自分の単位の重点任務の遂行と密接に 結びつけて党員の積極性を奮い立たせることに主力を注いでいる。
中国共産党の積極的な努力によって、去る2年間、400万余箇所の基層党組織と8000万余名の党員が先進称号獲得のための活動に参加し、多くの成果をおさめた。広範な基層党組織と党員は自分の職務上の任務遂行を通じて、社会的矛盾を解決し、社会管理を革新することに寄与した。党員の先鋒的役割は、仕事と生活においてはもちろん人民の生命財産を脅かす重大で危険な時により高く発揮された。自然災害発生の時、党員は犠牲を堪え、先頭にたって動き、実践行動で党と人民に対する忠誠心を見せた。
最近、胡錦濤総書記と習近平副主席は中央先進称号獲得活動指導グループが報告した「先進称号獲得活動をより深めて行くことに対する総括報告」について、重要指示を下達した。
重要指示で胡錦濤総書記は、先進的な基層党組織を建設し、りっぱな共産党員になるための活動において著しい成果が成し遂げられたと言いなから、成果と経験を総括し、この活動を正常化、長期化し、党建設の科学化水準を引き続き高めなければならないと強調した。習近平副主席は今後、健全な制度を樹立することにも力を入れなければならないと言及した。
党大会を迎えて、りっぱな思想的ふん囲気を造成するのは、中国党と政府が提示している優先的な課題の一つである。全党的範囲で中国共産党の誇らしい闘争に対して生々しく、具体的な事実資料を持って、大衆の中に入り、文化宣伝事業を繰り広げるとともに胡錦濤総書記と習近平副主席の重要指示精神を学習し、宣伝し、貫徹することを一つの重要な政治的任務と推している。
中国共産党中央委員会政治局委員であり、党中央委員会書記処書記であり、宣伝部長である劉雲山はある会議で思想文化戦線では党大会をりっぱなふん囲気と事業成果で迎えることを中心にとらえて、文化宣伝活動を広範に展開すべきであると言及した。彼は、この活動を通じて貴重な成果と経験を紹介し、全人民が幸福な生活と美しい未来を創造し、科学的発展を奮い起こし、社会の調和を促進して共産党が良く、社会主義が良いという時代の主旋律が響くようにすべきであると強調した。
一方、先進的な基層党組織を建設し、りっぱな共産党員になるための活動に関する通知文が下達され、先進称号獲得のための全国総括及び交流会も行なわれた。
党大会の行なわれる首都の社会的安定を保障する事業でも成果が収められている。現在、北京市の警察は党大会が安全で、順調に行なわれるようにすることを首都公安機関の第一の任務と見なし、積極的な努力を払っている。
最近、北京では党大会安全保障のための市公安局決起大会が行なわれた。大会で孟建柱公安部長は、党大会の成果的な開催のための安全な社会的環境を整えるのは今日、全国公安機関の第一の政治的任務であり、北京市公安局のまかされた輝かしい使命だと言いながら事業の手配をさらに具体的にし、安全保障の責任を厳格に履行すべきであると強調した。
党大会をひかえて、党の先進性と純潔性を保障するための中国共産党と人民の熱意はたいへん高い。
初歩的に富裕な社会を全面的に建設し、社会主義近代化を積極的に推進し、中国特色の社会主義偉業の新しい局面を開拓することで重大な意義をもつ、中国共産党第18回大会は所期の成果をおさめるようになるであろう。


◎「『情勢解説』激しく繰り広げられる大統領選挙戦」「労働新聞」10月29日付

米国で次期大統領の「月桂冠」をかぶるための戦いが烈しく繰り広げられている。
米国での大統領選挙は、憲法にしたがって4年に一度ずつ行なわれる。選挙日は11月の第一週の火曜日である。競争者として現在、米国民主党候補として再選を狙う現大統領オバマと共和党の大統領候補としてでた前マサチューセッツ州知事ロムニーである。
選挙日が日に日に近づきながらオバマとロムニーの間に「月桂冠」を勝ち取るための戦いが激烈になっている。
今回の選挙は、米国ハーバード総合大学法学部を卒業したオバマとブッシュ2世の「コピー版」と呼ばれるロムニーとの対決になっている。
米国の民主党と共和党はそれぞれ自分の候補を大統領として当選させるための選挙戦略を立て、これに総力をあげている。候補らも自分の大統領資格と「功績」に対して誇るため余念がない。自陣営の選挙綱領を出し、甲論乙駁している。
方法がどうであれ、大統領候補らにまったく同じ共通点がある。それは相手の虚点を探し出し、人格を下げてみることではどちらも一歩も引かないということである。いったん、問題点をさがせば相手の弱点に食い下がり、猛獣のようにたたかっている。度があまりにも過ぎたことをみて、ある国際情勢分析家は、米国の大統領選挙戦がまるで「親分」の席をもって互いに食いちぎる争いをする狼の戦いを彷彿させるとやゆ嘲笑したのか。
イランとアフガニスタンなど中東問題のための大統領候補間の一進一退の攻防戦も激烈な事このうえない。
イランの核問題は大統領候補らの選挙キャンペーンで重要な論争点になっている。そのためか各々、イランの核問題に関する自分の立場を出し、それを正当化するために青筋をたてている。ロムニーはオバマの一貫しない政策のためにイランが核兵器にさらに近づいたと言いなから彼を追いつめている。しかしオバマは、イランがもっとも強力な制裁に直面しているし国際社会がいつもより一致した声を出しているのなんのと言い、反駁した。
二人の大統領候補の激しい攻防戦は、最近おこなわれたリビアのビンカジ駐在米国領事館に対するイスラム教武装勢力の襲撃で米国大使らが死亡した事件について、いっそう激化されている。
ロムニーは、オバマが事件発生直後、ホワイトハウスを空け、選挙遊説に出ただの、オバマ政府がアルカイダ組織の活動するビンカジにもっとはやく海兵隊を派遣すべきであったとか、今回の事件がテロ攻撃であるということを探り出すことにあまりに多くの時間がかかったとかなんとか言いながら非難の度数を高めた。
経済政策でも彼らは互いに自分の主張を屈めていない。
最近、ニューヨーク州ホプストラ総合大学で開催された討論会で、オバマとロムニーは、経済と移住民、外交など多くの問題で血眼になって互いに非難戦を繰り広げた。
オバマはロムニーが減税公約を推しながらも不足した予算を如何に充足させるのかを具体的に明らかにしなかったと言いなから、結局、中産層がこの負担をになうようになるであろうとロムニーを逆襲した。
一方、ロムニーは、オバマが4年前に大統領就任式をおこなった直後、約束した国家負債の減少と失業率改善の公約を一つも守らなかった、これ以上の4年を彼にまかせられない、オバマ政府の経済政策は失敗したと非難を浴びせ、自分の提案だけが経済を回復させられる名案であると反撃を加えた。
このようにオバマとロムニーは、ホワイトハウスの「月桂冠」を争奪するために互いに非難し、自分を推すための攻防戦を強化している。
今後、米国の大統領選挙は、いくらもない。この期間に大統領の地位を占めるため、競争者間の戦いがさらに激化さすることは火を見るようにあきらかである。
元米国大統領カーターは、米国大統領選挙の競争をもって「高いレベルの開明した論議を展開したことはまったくない。金と悪口で一貫され、あてにならない主張をし、実際の問題を回避することによって、もっとも低いレベルで選挙戦が繰り広げられている。」と批評した。
ロシア中央選挙委員会委員長は、米国の選挙制度より、これ以上嘆かわしいのはない、にもかかわらず米国人は、これを改善しようとしないとやゆ嘲笑した。
政治綱領の進歩性と現実性ではなく、だれが競争敵手の虚点をもっと多く、探し出し、相手を困らせ、人気を下落させるか、だれがもっと戦いができるのか、そしてだれがより多くの金をまくのかによって勝負が決まるのが米国執権階層と御用ラッパ手らが国際社会の「モデル」であるとあれほど誇る、米国の政治風土であり、米国式「選挙制度」の本当の姿である。(了)

□■お知らせ□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

□週刊新聞2紙更新

□新着雑誌

 ・月刊誌「児童文学」2012.10号
 ・月刊誌「青年芸術」2012.10号